居酒屋で働いていますと、よく「どの焼酎がおすすめ?」って聞かれます。
全部オススメです。
だから、お客様に尋ねられたら、
1.どの原料がいいのか
2.どんなタイプがいいのか
3.どんな飲み方をするのか
をお聞きします。
これらのポイントを押さえていると自分で選択する楽しみが増える、と思います。
1.
原料は、ホント色々あります。
芋、麦、米、蕎麦、黒糖、酒粕、シソ、栗、ジャガイモ、トウモロコシ、かぼちゃ、わかめなどなど。
一般的に飲みやすいのは麦や米。
芋はやっぱりくせがある、と思います。
でも最近は飲みやすい銘柄いっぱい出ているので、チャレンジチャレンジ♪
一度はまるとやみつきになるおいしさです。
あと、変わり種は意外に飲みやすいものが多いです。
2.
タイプは重い、軽い、フルーティ、濃厚、きれい、まろやか、力強い、こうばしい、爽やかなど。
同じ原料を使っていても驚くほどそれぞれに個性があります。
飲んだ人に聞くのが手っ取り早いです。自分の飲みたいイメージを言葉で表せれるとスムーズ。
焼酎の分類は甲類、乙類とあり本格焼酎と呼ばれるものは乙類の方です。
もともと税金をかける上での分類で設定当時甲類の方がよく売れていたのでこのような分類名になりました。
甲類はホワイトリカーという名でよく売られていて、チューハイとかに使われます。
乙類は単式蒸留機を使用しますが、これには常圧タイプと減圧タイプがあります。
減圧タイプは圧力を低くして蒸留するため、より低い温度で沸騰→蒸留できます。
だから常圧タイプに比べると原料の旨味成分が含有が少なくなり、クセがなく飲みやすくなります。
好きな方に減圧を好む方はあまりいませんが、飲みにくいと思う方はこちらから始めてみてはいかがでしょう。
麹の違いによっても風味がずいぶん変化します。
普通は白麹ですが、最近は黒麹や黄麹を使用したものもいろいろ出ています。
黒麹は泡盛に使用し、白麹はその突然変異種。黄麹は日本酒に使われています。
「佐藤黒&佐藤白」や「萬膳(黒)&萬膳庵(黄)」や「純芋醸酎(黄)&いも麹・芋(白)」など同じ蔵元さんが麹違いで出しているものがいろいろあるので飲み比べてみるとおもしろいです。
度数もポイント。原酒と割水してあるものというラインアップが多いです。水割りやお湯割りにするなら初めから割水してあるものの方が最適な水ですしなじんでいるので良いかと思います。
泡盛に多いのですが、寝しの長さの違いもあります。○年古酒とか○年貯蔵・熟成って書いてあります。長い方がまろやかな感じですし、古酒独特の香りがします。
3.
飲み方なんてお好みですが、開発段階から○○で飲むのに適した味を目指して造られる焼酎もあるので、もしよろしければ。
更に私は
4.それまでに何をお飲みになっていたか
5.一緒に召し上がるお料理は何か
を踏まえて、チョイスします。
これは最終的に似たタイプのうちのどれを勧めるかという店員の便宜上理由ですけど。