最近『中国茶ブーム』である。中国茶好きの私としては、ブームはいかがかと思うが、さまざまな中国茶が入手しやすくなったのはありがたい。井上陽水氏の影響もあってか?茶藝も人気で台湾茶藝の茶道具をおく店も増えた。
新宿の『アラン・チャン』はその先駆け的存在だと思うが、あの店はそういえば香港的。アフタヌーン・ティー・セットもある。もちろん英国式。
表参道に台湾茶藝をみせてくれる(試飲させてくれる)中国茶専門店があったが今もあるだろうか?
私がこのごろよく行くのは台場にある『悟空』である。台場の香港街?にあるのですぐにわかると思う。
この店のいいところはカフェの内装が派手すぎず落ち着いた雰囲気で、ゆったりとお茶を楽しむことができることだ。『アラン・チャン』では列を作って待たなければならないことが多いのでお茶をゆっくり楽しめない。しかしこの店は一見敷居が高そうにみえるせいか(そんなことはないのだが)お茶好きの人かいちげんさんぐらいである。いちげんさんはその茶藝の蘊蓄やムードにおしつぶされそうになるのか早々に退散してしまう。発酵茶なのに一杯か二杯で席をたたれると“ああ、もったいない”などと思ってしまうが。お店の人に一度お茶の煎れ方を教わったらあとはゆっくりとお茶を味わう。二度目からは自分で煎れて味が変わっていくのを楽しむ。
私のお気に入りは凍頂烏龍茶だ。これにも何種類かあるからその違いを試してみるのもよい。店内ではお茶の他、月餅やマーラーカオといった中国菓子、そして茶器なども売っている。小香港で歩き疲れたらここで一息つくというのはお薦めである。