Frog and Toad "Christmas Eve

 シカゴ最後の夜、私は本屋を探しにかけずりまわった。・・・というのは大袈裟だが10日間のアメリカでの行程の中で本屋を探す時間がとれなかったのは事実だ。目的はマイク・ロイコの本と『Frog and Toad』のシリーズだ。シカゴで夜中開いていそうな本屋をたずね、タクシーを走らせたのを思い出す。

 『Frog and Toad』はアメリカで小学生用の教材に使われるような絵本である。二匹のかえるの話なのだが、当然英語は簡単。しかし、丁寧な挿絵にシンプルながらあたたかいストーリーにはなんともいえず心に響く作品である。

 ◆

 クリスマス・イヴの晩、Toadはディナーを用意する。しかし来るはずのFrogはなかなかこない。時計は止まっているし、Frogはいつまでたっても現れないし・・・で心配になってしまうのだ。(上部挿絵参照。すみません!許可とってません!)

 "What if someting terrible has happened?"

"What if Frog has fallen into a deep hole and cannot get out? "

"What if Frog is lost in the woods?"

"What if he is cold and wet and hungry?"

"What if Frog is being chased by a big animal with many sharp teeth?"

"What if He is being eaten up?"

 そしてToadはFrogを助けに行こうとランタンやフライパンを持って走り出すのだ。結局途中でプレゼントを抱えたFrogと出会うのだが、このToadの心配性なところがなんともいえないのだ。

 私が小さい頃よくもらったクリスマスプレゼントは本が多かったように思う。こどもの頃はおもちゃのプレゼントのほうが絶対うれしいに決まっているのだが、今思えば本をもらえたことによって今も本を読むことが好きでいられるのかもしれない。そういう気持ちにさせる一冊として、この本をお薦めしたいと思う。  

A VERY MERRY CRISTMAS AND A HAPPY NEW YEAR!

chiekony@td5.so-net.ne.jp

MENU