Chocolate Frog
3月17日はSt.Patrick's Day。最近では日本でも有名になってきたアイルランドの祝日である。もともとは聖パトリックの命日であり、この日はシンボルであるシャムロック(三つ葉のクローバー)のマークを飾ったり、緑の服を着て祭りを祝う。ニューヨーク五番街のパレードが有名であるが、日本でも表参道などでパレードが行われている。
昨年映画公開になったイギリスのベストセラー『Harry Potter』にはイギリスの伝統や文化がちりばめられているがアイルランドについても書かれている。シリーズ4巻『Harry Potter and the Goblet of Fire』(日本語版未発売)で前半にQuidditchのワールドカップの章がある。Quidditchとは魔法界で人気のスポーツで、魔法のほうきに乗って行うスポーツであり、Harry自身もGryffindor(Hogwarts魔法学校の寮のひとつ)のスターseekerである。Harryは親友Ronの家族の好意でワールドカップを一緒に見に行くことになる。彼らが見に行くのはFinalであるアイルランド対ブルガリア戦で、もちろんRonやHarryはアイルランドを応援する側である。Ronは試合前にdancing-shamrock hatを買っているが、今年のワールドカップサッカーではそれを身につけたアイルランドサポーター(もしくはフーリガン)に会えるかもしれない。(Quiddichのルールについては原作もしくは映画でご確認下さい)
『Harry Potter』のおもしろさは一言で言い尽くせないが、魔法界にでてくるたくさんのお菓子もそのひとつではないだろうか。
日本語では『百味ビーンズ』と訳されているBertie Bott's Every Flavour Beansや『カエルチョコ』 Chocolate Frogなどがその例である。Bertie Bott's Every Flavour Beansはその名のとおり、いろんな味が入っているので当たりはずれがある。Chocolate Frogはただのチョコレートではなく元気を回復するためのものでもあるらしい。(第3巻参照)このチョコレート、有名な魔法使いのカード付きというのが子供ごころをくすぐる。日本でも『カエルチョコ』がカード付きで発売されたが味はまあまあ、といったところ。『百味ビーンズ』もイギリスやアメリカで発売されているようだ。多分Dumbledor校長が食べてしまった“耳クソ味”は入っていないだろうが。(第1巻参照)
『Harry Potter』には出てこないが、晴海にある『Queen Alice』では『ハリー・ポッターの杖』というグリッシーニを売っている。チーズ味でなかなかだが、つい“グリッシーニはイタリアじゃん!”というつっこみをしたくなってしまう。でもおいしいので晴海まで行ったら試してみてはいかがだろうか?そのときにはグリッシーニ片手に“Lumos!”と唱えるのを忘れずに。(杖に光がともったらあなたは魔法使い)

上の写真は『Queen Alice』(晴海限定)で売っている『ハリー・ポッターの杖』というグリッシーニ。