『パンプキンパイ』

 かぼちゃ大王がかぼちゃ畑にあらわれる季節がきた。今年もアメリカの小さな町でライナスは片手に毛布をつかんでかぼちゃ大王を待っているにちがいない。

 ハロウィン。例年なら小さな女の子や男の子たちはそれぞれのコスチュームを身につけて『Trick or Treat!』と近所をまわって袋いっぱいにキャンディを集めているはず。スニッカーズ、m&m’s、ハーシーズ、ジェリービーンズ・・・ピーナッツカップのあのチョコレートは名前をなんていったっけ?大人も家のデコレーションに凝ったりしてドアを開けると魔女が出迎えてキャンディをくれたりする。(かなり前だけどアメリカのTVショーで・・・確か『Home Improvement』・・・で大きなニンジンの着ぐるみをきていた奥さんのところにバニー姿の子供たちがtrick-or-treatに来るというシーンがあった)

 楽しむのはこどもたちだけではない。ハイスクールやカレッジではパーティーがあるし、大人も参加するパレードもある。日本でもハロウィンはかなり定着したがハロウィンがいわゆる『お盆』のような日という認識はあまりないようだ。バレンタイン同様、お菓子メーカーのイベントとなりつつある。そのせいもありケーキ屋のショーケースにはパンプキンパイが並ぶ、並ぶ。

 パンプキンパイは〜・・・アメリカのホームスタイルがおいしい!日本ではどこで手に入るんだろうと『KINOKUNIYA』を見たがオリジナルパンプキンパイはアメリカのものに近いが、色が・・・日本のパイ同様栗かぼちゃっぽい黄色だ。味はもちろんおいしいんだけど。『AZABU NATIONAL MARKET』にも行ったが、そこではパンのみでケーキ類は取り扱っていない。しかも各家庭で作るように・・・とのことなのかカボチャのペーストの缶詰だけが積み重なっていた。あとは店頭にかぼちゃがごろごろ・・・。

 本格的なあのあやしい色のパンプキンパイってアメリカ人の家庭に行かなくちゃ手に入らないんだろうか・・・。あのパイが食べたい・・・。生クリーム(甘くないやつね)が添えてあるともっとうれしい。

 私が『Peanuts』で知ったハロウィンからもう20年近くたっているような気がするがこの季節は今でも私にとってもわくわくする季節だ。(コスチュームを考えるためにではなく)しかしはじめて『Peanuts』でハロウィンを知ったとき『Trick or Treat!』の訳『イタズラかオゴリか』っていう意味がわからなかった。谷川俊太郎さんも悩んだんだろうな。

 

パンプキンパイのおいしい店を教えて下さい

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