先日山寺に行ってきた。
という、芭蕉の句で有名な立石寺があるところである。仙台から仙山線で1時間弱のところで、その名のとおり山間にある寺である。到着したときにはすでに夕方だったが、蝉の声のかわりに蛙(かわず)の声が響く新緑の山道を息をきらせながら登った。登りながら山々に囲まれた町を見下ろす。7月になると紅花が咲くらしい。奥の院にたどりつき眺めた景色は、夏にはさらにすばらしいものだろう、と思えた。(はあはあ)
山を下りた頃にはみやげ物屋はほとんどしまっていた。登る前に玉こんにゃくを食べておいてよかった、と思いつつ、まだ開いている店をみつけ、中に入った。店頭においてあった『芭蕉焼きだんご』が気になったからである。妹といっしょだった私は『芭蕉焼きだんご』と『だだちゃまめアイスクリーム』を頼んだ。(だだちゃまめは山形の特産品である)
お茶といっしょに運ばれてきた『だだちゃまめアイスクリーム』は予想以上においしかった。豆っぽさが残るものの、抹茶アイスよりも和菓子に近い味で、これは普通に和菓子屋などにおいてほしいくらいのものである。『芭蕉焼きだんご』は大きなだんご3つが串刺しにされているものだが、このだんごが一風かわっていておもしろい。外見はふつうの餅なのだが、食べてみると中は米粒になっていて食感がなんともいえない。たれはおそらく味噌と醤油をあわせたもので、ゴマもいれてある。みたらしだんごよりはキリタンポに近いようなかんじである。(キリタンポは秋田名物)どちらもかなりいける味だった。店の名前は『対面石』。実は有名な岩の上にできている店だったようで、店内から岩に彫ったかわいい地蔵?をのぞくことができる。
今回の山寺の旅はあまりゆっくりできなかったので、また秋にでも一句つくりに行こうかと思う。
<おまけ>
山寺のとなりの駅『高瀬』はジブリ映画『おもひでぽろぽろ』の舞台になったところ。作中、山寺駅もでてくるようだ。