Ricetta - piatto del giorno.
スパゲッティ・ボンゴレの作り方
標準調理時間20分程度
 作るのはスパゲッティですから、まず最初にしなければいけないことは、鍋にお湯を沸かすことです。 鍋にたっぷりと水を入れ塩とオリーブ油を小さじ1加えて火にかけてください。(分量外)

 さて、お湯が沸くのを指をくわえてみているのもなんですから、 その間に他の材料の下準備もしましょう。時は金也ってね!
 にんにくが大丈夫な方は、写真をごらんください。これが、にんにくの芯です。 この部分は果肉部分より火が通りやすいので、簡単に焦げてエグ味が出てしまいます。 にんにくを加熱する時は、芯をかならず取り除いてください。 取り除いたら、スライスしておきましょう。
 にんにくがダメな方は、用意したカラ付きにんにくには特に何もしなくていいです。そのまま使います。

 あと、もし生の赤トウガラシが手に入った人は、フォークでサクサク穴を開けてください。 そのまま加熱すると中の空気が膨張して破裂します。  タカノツメの場合はそのままでもいいです。 食べる人に辛いのがあんまり得意でない人がいる時は、赤トウガラシ(タカノツメ)から種を取り除いておいてください。 実は、トウガラシっていうのは果肉より種のほうがずっと辛いんです。
 さて、鍋の方が沸いているようだったら、そろそろパスタを茹で始めましょう。

ここで、スパゲティの入れ方をご紹介します。 特に必要ない方は読み飛ばしてください。
 まず、写真を見てください。こんな感じで、スパゲッティを一まとめにして、一端を握ります。
 そして、空いてる方の手でもう一端を同じように握り、絞るように束を軽くねじります。
 ねじりを付けたら、そのまましずかに鍋の中央に立てるように束を差し入れ、
 さっと握っている手を開いてみましょう。

 どうでしょう?下の写真のように、綺麗に開きましたか?
 さて、茹ではじめちゃえばあとは茹で上がるまでスパゲッティにしてやれることはありません。 うっかりさんは10分後にタイマーをセットして、ソースつくりに進みましょう。

※今回のスパゲッティの茹で時間は10分です。ソースとあえる時にまた加熱するので、標準茹で時間から1分引いて考えておいてください。
 まずはフライパンを火にかけ〜ない!あわてない、あわてない。
 まずはフライパンにオリーブオイルを入れ(写真左)、 続いて、下ごしらえをしたにんにくトウガラシを入れます(写真中央)。 そしてまずは弱火でじっくりあぶって香りをオイルに移しましょう(写真右)。 焦がさないように要注意です。でも簡単には焦げませんから安心してやってください。目を離さなければ、たとえ初めてでも大丈夫だと思います。
 このとき、にんにくの嫌いな方は殻のままにんにくを炒めていると思いますが、 これは北イタリア式です。イタリアでは、南と北で食の趣向が違い、 北の人たちはあまりにんにくを好まないそうです。 で、あまりにんにくの香りを引き出さないために考え出されたのが、この「カラごと」式。 ほかに、もうすこし香りを出したい場合などに「包丁の腹で押しつぶす」式もあります。
 さて、にんにくとうがらしが出来たら、次はあさり、パセリを加えて炒めます。 炒めますって言っても、中火にしてフライパンの中の香りオリーブオイルとからめるだけのことです。 難しく考えずに、あさりとパセリを放り込んで、木杓子かなにかでササっとかき回してください。

 オリーブ油をいきわたらせたら、白ワインを加えてください。白ワインを入れたら、蓋をします。 とにかく、あさりの殻が全て開くまで蓋を取ってはいけません。
 こうすることで、あさりから旨みがにじみ出るのです。 そう。これは和食の「あさりの酒蒸し」と同じ原理です。 周囲を海に囲まれた日本と、半島でやはり周囲を海に囲まれているイタリアでは、 食文化に様々な共通点があります。「酒蒸し」もその一つでしょう。
 でここからが見所。蓋を取ったら、おもむろに中身をかき混ぜてみてください。 あさりから出たエキスと、オリーブ油と、白ワインが混ざると、乳化が始まります。 まるでバターのような、トロリとしたソースになるんです。不思議でしょ?
 上手く乳化したらソースは完成です。あとはスパゲッティが茹で上がるのを待つばかりです。
 スパゲッティが茹で上がるのをまって、ざるにあけて茹で汁を切る。 ただしこのとき、茹で汁はボウルか何かで受けるなりして、全部捨てないで少量は手元に残してください。
 茹で汁をきったスパゲッティを鍋に戻して中火で火にかけ、 茹で汁を少量と、先ほど完成したソース、塩、胡椒を加えて馴染ませます。
 味を見てみて味が濃いなとか、ソースが少ないなと思ったら茹で汁を加えて調整してください。 塩胡椒が足りなければ適宜。調整がうまくいかないときは一旦火を止めてやりましょう。
味が決まれば、ハイ、完成です。ヤッタネ。

 さて、あとはお気に入りのお皿に盛っておしまいです。
おつかれさまでした。
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