【テキーラ(Tequila)】

テキーラはメキシコ原産のマゲイ(竜舌蘭) の一種でアガベ・アスール・テキラーナと言う植物の茎を糖化、発酵、蒸溜させてつくられるスピリッツです
マルガリータの登場によって、ジン、ウォッカ、ラムと並ぶ世界の4大蒸留酒のひとつとして数えられるようになりました
また、テキーラサンライズはローリングストーンズによって世界中に知られるようになったテキーラベースのカクテルです

18世紀の中期メキシコの西北ハリスコ州、テキーラ村に近いアマチタリャの地で大きな山火事がありました、焼け跡には黒こげになったマゲイが落ちていてあたり一面に芳香が漂っていました
不思議に思った村人がマゲイをつぶしてみると、中からチョコレート色の汁が滲み出し、それをなめてみると上品な甘さがあったということ
マゲイの株が山火事の熱で砂糖に変化したのでしょう
スペイン人はこの汁を絞って発酵させ、蒸溜し、無色のスピリッツをつくりました
その後、蒸溜工場は良質のマゲイを求めてテキーラ村に至り、ここがテキーラの本場となりこの名がついたと言われています。
 テキーラの近代的な蒸溜が始まったのは1775年にスペイン人が工場を創設 1873年には初めて国境を越えアメリカに伝わったといわれている
テキーラはメキシコの地酒的存在でしたが、1968年のメキシコオリンピックをきっかけに世界中で親しまれるようになりました。

マルガリータはテキーラのメキシカンスタイルをそのままカクテルにした飲み物です メキシカンスタイルとはストレートのテキーラを右手に持ち、左手の甲に塩をのせ、レモンを持ちます。レモンを噛りレモンジュースを口に含んだまま、塩を流し込み、一気にテキーラを飲み干すスタイルです。
究極の飲み方が塩の代わりに竜舌蘭にくっつく グサノ・デ・マゲイという毛虫の尿が結晶化したものを舐めると言った飲み方らしいです・・・
しかし日本では殆ど手に入りません

テキーラと似たような酒で メスカルというのがあります
と言うよりメスカルは竜舌蘭で作ったスピリッツの総称で・・・アガベ・アスル・テキラーナを原材料としてメキシコのテキーラ村を中心とした特定地域で作られたものをテキーラと呼び、ピノス(Pinos)と呼ぶ地域もあります