【アルコールの仕組み(alcoholic mechanism)】
アルコールは肝臓内にある「アルコール脱水素酵素(ADH)」と「ミクロゾームエタノール酸化酵素(MEOS)」によって、悪酔いや二日酔いの原因であるアセトアルデヒドに分解されます
そして「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」がそれを無害な酢酸に分解します
お酒の強さは、各人が遺伝的に持っているこれらの酵素の数で決まってしまいます
体重が多ければ、酵素の数も必然的に多くなります
ALDH(アルデヒド脱水素酵素)にはアセトアルデヒドが低濃度の時に働く「ALDH2」と、
高濃度にならないと働かない「ALDH1」とがあります
この2つが正常に働くタイプ(NN型)がお酒に強いと言われる人で、白人と黒人は100%がこのタイプです
ところが、日本人の40%はALDH2の活性が弱い(NN型の1/16)不活性型(ND型)で、このタイプは、「お酒に弱い」または「ほどほど飲める」と言われているはずです
更に、4%の日本人はALDH2が全然機能しない失活型(DD型)で、お酒が全く飲めません
この場合料理に使われたアルコールにも反応し気分を悪くしたりします
分解酵素の数(アルコールに強いか弱いか)を調べるには、絆創膏(薬剤のついていないもの)2枚と消毒用エタノール(80度)を用意する
腕の内側に、絆創膏のパッドに水を垂らしたものと、消毒用のエタノール(80度)を垂らしたものを貼った後7分間おいて剥がし、10分〜15分皮膚の様子をみます
これで、エタノールの方が赤くなっていたら体質的にアルコールに弱い可能性が高いそうです
ちなみに、お酒を飲むと顔が赤くなる等の現象を「フラッシング反応」と言い、お酒に弱い人の特徴になっています