世界中の温帯〜熱帯の海域から7種のマグロが知られていて、全長1mから4mを超えるものまでいます。
そのうち日本海で見られるのは【キハダ・クロマグロ・コシナガ・ビンナガ・メバチ】の5種で、
【タイセイヨウマグロ】は西大西洋の亜熱帯から熱帯海域に・【ミナミマグロ】は南半球の温帯域に帯状に分布しています。
高速遊泳に適応するために、マグロの体には次のような様々な工夫が見られます。
  1. 体は典型的な紡錘形
  2. 鱗は小さく、しかも表皮に埋もれて抵抗を少なくしている
  3. 体のまわりにできる渦を消滅させるために、背びれとしりびれの後ろに小離鰭をもつ
  4. 第一背びれは折り畳んで溝の中に収容できる
  5. 胸びれと腹びれは体の凹みに収まるようになっている
  6. 尾びれを動かすための筋肉が付着している
  7. 筋肉活動を維持するために、奇網と呼ばれる多数の毛細血管を体に発達させ、ある程度の体温を保つ仕組みを持つ
外洋域ではカジキの仲間とともに食物連鎖の最上位に位置する肉食魚です。
マグロは栄養的にもタンパク質や脂肪、ビタミンに富に優れた食材です。
IPA(イコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)なども、魚介類の中では1,2を争うほど豊富です。
マグロには動脈硬化を防ぐといわれている《セレン》というミネラルや、肝臓の機能強化や血液中のコレステロールを低下させるといった各種の薬理効果がある《タウリン》も多く含まれてます。


クロマグロ
スズキ目サバ科マグロ属
ホンマグロ・シビ・シビマグロ・マグロ・メジ・ヨコワ(幼魚)
全長4m以上に達する個体もいるが普通は1〜2m
北太平洋と北大西洋の温帯から亜熱帯及び地中海
春から夏にかけて
産卵場は西大西洋のフロリダ近海と地中海のシチリア島近海、及び太平洋のフィリピン近海から台湾にかけて
延縄・定置網・巻き網
夏から秋にかけて南日本の近海に出現。秋から冬にかけては南下(回遊魚)
中骨肉
  • 中おち
筋・血合い
  • 角煮・ねぎま鍋
頭・眼球
  • ホイル焼き
内蔵
  • あら煮・鍋

塩焼き・照り焼き・つけ焼き・山かけ・酢味噌和え・しゃぶしゃぶ・みそ汁・マリネ・ステーキ・フライ・ムニエル・スープ