Château Haut-Bages Libéral
Pauillac 1995
ポイヤックの五級といえばいろいろありますが、アルマイヤックやクレールミロン(ともにムートンの所有)、ランシュバージュ、グランピュイラコスト、ポンテカネ(ロバート・パーカーによればランシュバージュは二級相当で、後の二つは三級相当)なんかに比べると、このオーバージュリベラルはあまり有名ではないようのですが、僕は大変気に入っています。五級といえばオーバタイエも好きですが、こちらはあまりポイヤック的な気はしないかも。
初めて飲んだオーバージュリベラルは93年のものでした。ある意味、とってもシンプルな、いってみればわかりやすいワインでした。コルクを抜くとカベルネ・ソーヴィニョンの香りがぷんぷんして、色も濃いルビー色、味もタンニンが前面 に押し出されているんですね。この93を飲んで何ヶ月かした頃、95年を見つけたんです。ついつい悪い癖で「95年!」とか思ってしまうんですよね、これが。この手のワインだったら95なんか最高じゃない、というわけで三本購入、早速一本開けてみました。十分予想はできたことですけど、タンニンがあまりにきつくてまだまだ、という感じ。93のときのような深みがまだ感じられないんですね。
パーカーはこのワイン、93も95も85点を付けているんですが、彼がいうには2003年以降に飲みなさい、って。まだ三年もあるわけですが、この気丈な若者がどんな立派な紳士になるのか、じっくり確かめてみたいと思っています。