店  名

評 価

実食日

純手打ちうどん イーハトーボ

4.5点

2003/08/10
この日の朝、「鶴亀製麺所」で1杯食べて休憩した後、JR高田馬場駅に向かう。ここで「めくるめくさぬきうどん」のむさんと落ち合い、車に乗って出発。次に行く店は、今回の東京旅行の主要な目的の1つである埼玉の「イーハトーボ」だ。店主の1人(2人の共同経営らしい)は、かの有名な香川県の「やまうち」で修行したそう。それだけでなく、この店で出す「釜玉うどん」はかの有名な「山越」公認であるという。埼玉の田舎町にある小さなこの店は、テレビで紹介されて以来、客が殺到するようになったと聞いている。この日は日曜日だけに、少し心配。

高速道路(関越道)に乗ろうとするが、前日の台風10号のあおりを受けたのか、帰省ラッシュがずれ込んでいるらしく、案内板に渋滞の表示がされている。仕方なく、下みちを走ることにする。それにしても、今日は暑い。聞けば、今日は気温が35度まで上がるらしい。台風の後のフェーン現象か!。のむさんが車を出してくれなかったら、炎天下を駅から店まで30分ほどかけて歩かなければならないところだった。のむさんに感謝!。

道中はネットでおなじみのうどん仲間の話題で盛り上がる。香川県のもかさんがお忍びで大阪の「釜たけうどん」に行ったら偶然花鳥さんと光樹君も来てて、2人に「君ら他にすること無いんか?」と言った話や・・・ま、どうでもいい話をウダウダしてのである。信号と車だらけの道を数時間かけて走り、ようやく昼頃店に到着した。周りは少し住宅があるとは言え、ホンマに何も無いようなところである。想像していたよりは空いていて、我々の前には客が1〜2組待っているだけで、10分くらいで店に入ることができた。

この店は一般店だが、いくつか注意すべきことがあるので説明しておく。店に着いたら、まず中に入って名前と人数を書くことを忘れないように。他には、「ダシは全部飲み干せ」とかそういった注意書きは店の外の入口付近や、店内の張り紙に書いてあるので、それをよく読もう。注文は店員が聞きに来るし、うどんも運んできてくれる。おろしショウガはうどんにデフォルトで乗っている。天カスはオプションなので、欲しい人はカウンター左端付近の台の上まで丼を持って行って、自分で入れること。「ぶっかけうどん」のダシは最初からかかっている。「生醤油うどん」や「釜玉うどん」を注文した人は、卓上のダシ醤油を好みの量かける。あと、もうひとつ。店主が従業員を大声で叱ることがあるが、驚かないこと。前から噂には聞いていたのだが。最初この噂を聞いた時は、客の前で大声で従業員を叱るなんて・・・と思っていたのだが、これには事情があった。この店は不登校児や軽度障害者が社会へ出ていくための支援施設でもあることを、店の張り紙で知った。時には厳しく指導する必要もあるだろう。店員も未熟ゆえに短気を起こして客に当たることもあるだろう。そういった事情を理解できないお客様はお引取り下さい、とも書かれている。要は、客である我々がそういう事情に対して理解を示そう、ということである。

で、作者は「ひやあつ」と「釜玉うどん」を注文。まず最初に、「ひやあつ」が運ばれて来る。やや黄色がかった、太いドッシリとした麺が丼の中に鎮座している。薄い黄金色をしたイリコダシが麺を覆い、真中にはチョコンとおろしショウガが乗っている。まずはひと口。ズズッ。見た目通り、力強いコシの麺だ。エッジもしっかり立っている。確かに「やまうち」の面影がある。ああ、美味い!。イリコダシもスッキリした味でイイ感じ。このダシなら、ショウガは無い方が味がよく分かる。ショウガもオプションにしてくれないかな?。ほどなく、「釜玉うどん」の方も運ばれて来る。店員の「冷めてしまうので・・・」の言葉に従い、丼の底から麺をグラッと持ち上げるように掻き混ぜて、しばし放置。ダシ醤油をかけて食べる。湯温が低いのか、玉子の固まり具合はあまり良くない。そこはちょっと不満。食べてみると、およそ釜玉とは思えないほどの麺のコシ。本家「山越」よりもごっついで。どのへんが公認なのかはよく分からなかったが、個性的で美味しかった。

のむさんは「ぶっかけうどん」のち、「つけ玉うどん」。この店は追加注文OK。「ぶっかけうどん」をひと口味見させてもらったが、さすがに冷たい系は強靭なコシだ。のむさんは、2杯目は今までにまだ食べてないメニューを、ということで夏季限定メニューの「つけ玉うどん」を注文したのだが、運ばれて来た瞬間、固まっていた。要は玉子の黄身や天ぷらなどの具が乗った「ぶっかけうどん」だったのである。

のむさん:「まさか、ぶっかけを2杯も食べることになるとは思いませんでしたよー。」
じょー :「チャレンジは先にしとかないと・・・。」

メニューは下記(うどんは全部)。他に、季節野菜の天ぷらもあり。麺はゴツイが、量はさほどではないので、大人の男性なら2杯食べても大丈夫。

 ・だしかけうどん(あつあつ・ひやあつ・ひやひや) 350円
 ・生醤油うどん (ぬくめ・ひやし)        290円
 ・ぶっかけうどん                 350円
 ・釜玉うどん                   350円
 ・つけ玉うどん(並のみ)             450円
 ・大                       +150円

店の敷地には遠くからでもよく分かるように、青地の「純手打ちうどん」の看板が。でも、店の入口の横には小さな木の看板が掲げられている。「麦っ子キッチン イーハトーボ」。「麦っ子キッチン」って、うどん屋とは思えん。でも、店名の「イーハトーボ」とはイメージ合うてるなあ。
営業時間 水〜金:10:30〜14:30
土日祝:10:00〜15:00
定休日 月火定休。祝日は営業、翌日休み。

場  所  等

埼玉県大里郡寄居町富田4035−5

東武東上線男衾(おぶすま)駅下車、徒歩約30分。駅を降りて、国道254号線へ向かう。国道に出たら左折、国道を東京方面に向かう。ずっと歩いて行くと、国道沿いに店の手作りの看板が立っているので、その看板に従って右折する。住宅地が見えて来ると、その入口あたりに店がある。

P数台有り。店の前に路駐している人が多いが。
テーブル(2席×1+3席×3+4席×1)=計15席
電話番号 048-582-2482

 
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