店  名

評 価

実食日

手打ちうどん かな福(本店)

4.2点

2002/05/18
この姫路で讃岐うどんの老舗とか大御所というと、以前紹介した「琴」か今回紹介する「かな福」ではないだろうか。もっとも、作者は姫路市民ではないのでこの認識は間違っているかも知れないが。

「衣笠」に行った後、サンマルク・カフェでお茶して(携帯から競馬のPAT投票して)から午後3時頃店に行くと、案の定休憩時間で閉店。仕方なく、次に行く予定にしてた「かわ泉」に行くとこっちもノレンを仕舞い込んで休憩中。で、仕方なく太子町&龍野市までうどん屋のデジカメ写真を撮りに行く(何しにきたんや!?)。丁度時間が良い頃になったので、夕方5時過ぎに姫路市内に戻って来る。ネットの情報によると、「人気店で昼時は混雑するので早めに行くこと」と書いてあったのだが、なるほどまだ5時過ぎだというのにすでに車が何台か停まっている。

店は姫路城の北西、住宅街の中の決して大きくはないバス通り沿いにある。住宅が立ち並ぶ中に突然古めかしい民芸調の建物が現れる。店の2階の両脇にぶら下げられた大きな赤い提灯が特徴だ。壁の看板もペンキの色がはがれ、時代を感じさせる。店に入ると、自動ドアじゃないし、内装も昔のままといった感じ。メニューが変わっていて、なんと木の板2枚にちょうつがいをつけたもの。木の板は木目が出てて、表書きは墨で書いてあるのだが、板の方も黒くなっているので、よく読めない。板の角は長い年月を経て丸くなっている。間にビニールカバーに入れた紙のメニューが挟んであるが、こちらも大分変色している。

作者は「釜あげうどん」を注文。生醤油系のメニューが無かったせいもあるが、何となく老舗ならハズレはないだろうという気がした。店内には他に客が何組か居る。後ろの小さい子供連れのお母さんが、箸でうどんをつかみ仁王立ちしている。どうやら子供が食べやすいようにうどんを冷まそうとしているようだ。作者の横を皿とフォークをお盆に載せた店員が通ってゆく。

しばらく待って、作者の席にうどんが運ばれてくる。器がちょっと変わっていて、小さい銀色をした釜なのである。これを木の土台に乗せてある。薬味はネギ・しょうが・もみじおろし。もみじおろしっていうのは珍しいな。麺はかなりの細麺。で、例によって麺だけ味見してみる。コシは意外としっかりしている。他の客の注文分を作っているところ観察してた限りでは、麺は注文を受けてから茹でているようだが、一旦釜から上げて水でじゃぶじゃぶ洗って締めていた。コシがあるのはそのせいか。麺自体には味は無い。塩分も残っていない。で、麺を観察しようと箸で持ち上げてみると・・・うぉっ!透き通っている!!。実際には透き通っているはずは無いのだが、そう思わせるほど美しく、色ムラがない透明感を持っているのだ。エッジも立っているし、エッジのギザギザ感や麺のねじれなど、手打ちの特徴がよく出ている。恐るべし、姫路の讃岐うどん!。で、味の方はと言うと、つけダシがイリコで美味しい!。ちょっと塩辛い、味が濃い感じがするが、最後まで美味しく食べられる。
正直、このテの民芸調の老舗うどん屋はそこそこのレベルのものは出してくるが、ビックリするほどのものは出して来ないだろうと、タカを括っていたのである。麺の見た目でビックリしたのは、京都・嵯峨の「讃岐」以来だ。いやー、あなどって済みません。恐れ入りました!。

メニューは下記(一部)。
 ・かけうどん           350円
 ・きつねうどん          450円
 ・釜あげうどん          450円
 ・ざるうどん(しょうが・わさび) 450円
 ・おろしうどん(ホット・コールド)   650円

おろしうどんの「ホット・コールド」というのが少し笑える。メニューを作った当時、若者受けを狙ってそうしたのかな?
営業時間 11:00〜15:00、17:00〜21:00 定休日 月曜定休

場  所  等

兵庫県姫路市新在家中の町17−23

JR&山陽電車姫路駅下車、姫路市営バス6・8系統「書写山
ロープウェイ」「老人大学前」行き、または9系統「大池台」行きに乗り、「新在家」下車すぐ。
大阪・神戸方面から車で行く場合は、ちょっと遠回りになるが分かり易い道は次の通り。国道2号線(西行き)で姫路市街の少し西の書写山方面行きの看板の交差点(角の左手に高田ビルがある)を右折し、県道67号線を北に(夢前方面)に向かう。辻井の交差点に突き当たったら左斜めの道(少し分かりにくい。交差点の半ばまで入らないとよく見えない)に入る。次に辻井六丁目の交差点を右折して1kmほど行くとある。

Pは店の前に5台+店の裏手に3台の計8台。
1F:テーブル(4席×11)=44席。2Fに座敷有り。席数不明。
電話番号 0792-97-6999

 
※<神戸編>インデックスから来た方は、メニューから「閉じる」
を選ぶか、「×」ボタンをクリックして戻って下さい。


私のホームページへ