店  名

評 価

実食日

はがくれ(梅田本店)

4.3点

2001/08/24
「うまひゃひゃさぬきうどん」の著書で有名なさとなおさんが、うどんのうまさに目覚めたきっかけがこの店らしいが、偶然作者も同じ。うどんの食べ歩きを始めたきっかけでもあり、生醤油(きじょうゆ)うどんという存在を知ったのもこの店。初めて行ったのはもうかれこれ4、5年前になるが、先日ふと食べたくなって、久々に行ってみた。

北新地駅から大阪駅前第3ビルに入り、店は何処か?と辺りをキョロキョロ見回すと、ある店の前に行列が。多分そこだろうと思って行ってみると、案の定そう。店の前に既に10人あまりが並んでいる。カウンターのみ14席の小さな店だが、回転が速く、10分ほど待っただけで店に入れた。注文は行列に並んでいる時におばちゃんが聞きにくる。生じょうゆ定食(800円)を注文しようとするが、かやく御飯が既に売り切れ。おでんと白い御飯のセットになると言われたので、定食はキャンセル。仕方なく生じょうゆ(600円)をダブル(大盛り)で注文。うれしいことに、この店はうどんをダブルにしても値段はそのまま。

列に並んでいるうちに注文を先に聞くせいか、席に付くとすぐにうどんが出てくる。客が途切れることなく常に回転しているため、麺も常にゆでたてが出てくる。ここの生じょうゆうどんは丼には麺だけが入り、小皿に薬味としてネギ、大根おろし、すだち(半分)が載って出て来るので、自分で大根おろしを麺の上に載せ、その上からすだちを絞る。しょうゆはカウンターの上にビンがあるので、自分の好きな量をかける。しょうゆはかけ過ぎに注意。生じょうゆを食べるのが初めての人は、店員に言おう。たいていは、店員から初めてかどうか聞かれるが、親切に食べ方を教えてくれる。って言うか、麺の上に大根おろし載せて、すだち絞って、しょうゆも適量かけて、作ってくれる。

以前食べた時と比べると、味は落ちたような気がする。まぁ、作者の舌が肥えただけかも知れないが。とは言っても、大阪ではトップクラスの美味さを誇っている。ここの麺は初め口に入れた時、表面が柔らかいような感触だが、噛み切ろうとすると抵抗を受ける。芯の方にコシがあるような感じ。スパゲッティで言えば、アルデンテといったところか。最初の口当たりが柔らかいところは作者好み。すだちの酸味としょうゆと麺の味が絡んで美味しい、というのは生じょうゆうどんのお約束。

この店に来る客のほとんどは生じょうゆうどんを注文する。「はがくれ」と言えば、「生じょうゆ」なのである。生じょうゆうどんは以前は大阪ではほとんど知られていなかったが、その存在を知らしめたこの店の功績はあまりにも大きい。店内には、うどんをすする「ズッズッズッ・・・」という音が響く。「ズルズル」ではない。「ズッズッズッ」である。コシがあるゆえに噛み切れず、麺を全て口の中に入れなければならないので、音が長く続くのである。

列に並んでいる時に、うどんを茹でる様子をみていた。釜から茹で上がったうどんを網ですくって取り出し、水道水で締める。その中から1玉分を手でまとめ、丼に入れるかと思いきや、そばにあった缶(よく醤油や塩といった調味料を入れる、調理用の四角い缶)に入れて、もう一度締めている!その音から、どうも氷水が入っているらしい。その少し前の時間に、店員が「高原の岩清水」のペットボトルを手渡ししていたので、ひょっとすると悪評高い大阪の水道水を使わずに、その水を使っているかも知れない。皆さんも、「はがくれ」の2度締めの「生じょうゆうどん」の麺を是非一度は味わってみていただきたい。

昼時は行ったことがないが、やはり行列ができるらしい。夕食時は18:30までが並ばずに入れる時間のリミットと見た。グループ、家族連れなら、JR環状線福島駅前のラグザ大阪の地下にも支店があるので、こちらの方がおすすめ。待ち時間はそっちの方が長いが、テーブル席がある。
営業時間 平日:11:00〜14:45(ラストオーダー)
   17:00〜19:00(ラストオーダー)
土曜:11:00〜13:45(ラストオーダー)
定休日 日曜・祝日定休。

場  所  等

大阪府大阪市北区梅田1−1 大阪駅前第3ビルB2F

JR大阪駅下車、桜橋口より徒歩7分。ディアモール大阪に入り、案内板を頼りに大阪駅前第3ビルに向う。JR東西線北新地駅下車、東出口より徒歩1分。
電話番号 06-6341-1409

 
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