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店 名 |
評 価 |
実食日 |
| 本格讃岐うどん さぬ吉(鶴見本店) |
4.0点 |
2003/01/03 |
| 大阪に昨年12月にできたばかりのロードサイド型の大型セルフ店。この辺りにセルフの店ができるというのは内部情報で知っていたのだが、たけちゃんさんのHPに詳しい場所の情報が入ってきたので、この日行ってみることにした。 店は最近流行している、セルフスタイル。まず入口でお盆を取って注文口でうどんを注文し、うどんを受け取ったら、カウンター上の好きなオプションを取って、最後にレジで精算するという方式。昼の3時頃と中途半端な時間にも関わらず、注文口の前には行列ができていた。店員が客一人一人の注文を聞くので、捌くのに結構時間がかかる。作者は「かけうどん」の並を注文。うどんを受け取ったはいいが、前のファミリー客が天ぷらやおでんを取るのにもたついている。うどんが伸びてしまうと思い、抜かそうかどうしようか悩んでいたが、結局抜かせなかった。時間をロスしつつも、オプションの「竹輪天」と「玉子天」を取ってレジを済ませる。と、そこへ追加の麺のセイロを抱えてやって来たのは、顔見知りの「低価格をいかに克服するかと、御尽力して製麺努力されているさる業界関係の方」である製麺担当のAさん(仮名)!。声をかけると、ビックリしてのけぞっておられました(笑)。 作者はようやく席に着き、うどんを食べ始める。「かけうどん」であったことと、レジまでに時間をロスしたことで、麺は少々伸び気味。エッジの角もとれかけ、といった感じだった。でも、コシの方はしっかり。ほのかに麺の味も感じられるが、特筆すべきはダシ!。カツオブレンドだが、結構イリコの効いた、アッサリ・スッキリの上品なダシ。これがとても良い。あえて、この味で勝負する勇気を称えたい。と言っても、魚臭さを出さないように細心の注意が払われているので、大阪の人にも受ける味だと思う。後で聞いた話では、イリコの風味はうるめ節で、他にも一般的にダシを取るのに使う材料は全種類入っているそうだ。「竹輪天」は普通。「玉子天」はちゃんと黄身が半熟になっていて感心。でも、大阪の人は半熟って知らないだろうからかじった時に黄身が出てきたら、ビックリするだろうな・・・。 作者がうどんを食べていたら、製麺担当のAさんが来られたので少し雑談をしていたら、オーナーのBさんも休憩に降りて来るという。丁度かけうどん用の麺の試作品ができたとのことで、試食させてもらえることになった。というわけで、製麺担当のAさん、オーナーのBさん、マーケティング担当のCさん、そして作者と、えらいメンバーに混じって一緒にうどんを食べることになったのである。「俺がこの場におってええんか?」と思いつつ、うどんを食べ、雑談をしたのであった。製麺担当のAさんは前の店では釜揚げ系主体のラインナップで勝負していたため、今店で出している麺は釜揚げ向きなのだそうだ。そう言えば、ここの店のメニューの一番左上は「釜揚げうどん」になっている。実際、「釜揚げうどん」を注文したお客さんの満足度は高いのだそうだ。しかし、いざ店をオープンさせてみると、客の半数は「かけうどん」を注文するらしい。そこで、Aさんは今「かけうどん」向きの麺の研究開発に取り組んでいるとのこと。試作品のうどんは、細めに麺を切っていたせいか、作者が最初に食べたものよりもコシが弱く感じられた。あと、試作品の方のダシはカツオが優っており、イリコの風味がほとんど感じられなかった。Cさんが、「ようやくダシの味が安定してきましたね」と言われていたので、ダシの味を安定させるのも課題の1つのようだ。 Bさんには以前、京都の某うどん店でお会いしたことがあったのだが、今回もいろいろと興味深い話を聞かせていただくことができた。Bさんは自分なりの哲学・ポリシーを持っておられて、この店を始めるにあたっても、かなり調査・研究をされていることが話の中からうかがえた。店の席数、駐車場の台数も、これまでの経験からはじき出された数なのだそうだ。ふんだんに木を使った明るい感じの内装は、セルフのうどん屋とは思えないレベルで、Bさんの自慢。注文口では店員が客一人一人から注文を聞くので、一見捌きに時間が掛かっているように見える。実はその後のオプションを取るカウンターのところで客が詰まるため、注文口であまり客を流すと、客がうどんを受け取ってから席に着いて食べるまでの時間が長くなるため、うどんが伸びて美味しくなくなってしまう。美味しいうどんを提供するために、わざと注文口で流れをコントロールしているのだそうだ。この店の問題点、解決策は既にBさんの頭の中にあるとのこと。年内には3店舗に増やす計画もあるとか・・・。 最後にこの店の、裏話をちょっと紹介。この店の場所は牛丼の吉野家と取り合いになったそうだが、見事Bさんが勝ち取ることができた。実はこの店の建物、以前は建設事務所なのだが、建物はそのままで内装だけ変えて店にしたそう。2階には部屋が沢山余っていて、客席が足りなくなっても拡張が可能だそう。店の外から見ると、建物の2階部分は看板の板でぐるっと囲ってあるので、分からないようになっている(笑)。 メニューは下記の通り(抜粋)。 ・釜揚げうどん 並 230円 大 330円 ・かけうどん 並 250円 大 350円 ・醤油うどん 並 280円 大 380円 ・ぶっかけうどん 並 280円 大 380円 ・かまたまうどん 並 300円 大 400円 ・肉うどん 並 350円 大 450円 ・竹輪天 80円 ・玉子天 100円 店のスタッフの皆さんと話し込んでしまい、随分長居してしまった。バイトのgouldさんは釜守中でお話しすることができなかった。残念。あ〜っ、もうこんな時間!。花鳥さんの新年会に遅れるやんか〜!。 |
| 営業時間 | 11:00〜20:00 | 定休日 | 年中無休 |
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場 所 等 |
| 大阪府大阪市鶴見区浜5丁目南1−22 大阪市営地下鉄鶴見緑地線「鶴見緑地」下車、徒歩2〜3分。改札を出て、一番左の階段から地上に上がり、駐輪場を抜けると花博道路に出る。左方向に道を歩いていくと、信号のある大きな交差点があり、道を挟んで向こう側に「サークルK」がある。店はその隣。 P17台。76席。 |
| 電話番号 | 06-6912-8507 |