いつもこの時期になると、「ハル」って呼んでたヤツの事を思い出すんだよね。
すごく呼びやすいニックネームだよなぁとか思って、かなり頻繁に使ってた。
今考えるとハルの存在はボクの人生の中で、一つの「通過点」に過ぎなかったわけで。
今でこそ「通過点」とか言えるけど、その当時は出発点でもありゴールでもあった。
そんな不思議な関係。
すごく人なつっこくて、いつもボクとつるんでた。
メシもトイレも一緒。ヒマな時間はいつも一緒に喋ってた。
24時間のうち、半分ちかくは一緒に居たかな。
コイツが弟だったらいいのに、って何度思ったかわからない。
そんなハルと区切りをつけたのも、もうすぐ桜が咲き誇る、そんな3月の終わり頃だったような。
あんなヤツともう一度出会えたら、春は待ち遠しくなったりするんだろうか?
「春」を「ハル」と勘違いしなくなるまで、あとどれ位時間を要するんだろう。
な、ハル?
・・・・・・。