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☆☆☆☆☆ @カフェ ☆☆☆☆☆
vol.9 2000.8.17

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こんにちは。9号目のメールマガジン「@カフェ」では、
お約束どおり京都のカフェをご紹介。
MAN IN CAFE at KYOTOな日々をお届けします。

今回訪れた6軒の京都カフェ探訪・前編!
(くしくも力尽きて3軒のみ。後編は今週末に)
何しろ京都は修学旅行も含めて3回目。
まだまだ初心者なので、京都の方、どうか大目にひとつ!

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〜MENU〜

(今回ご紹介)
〜喫茶・こみち(先斗町四条)〜
〜イノダコーヒ本店(堺町三条)〜
〜鍵善良房・高台寺店〜

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■あらかじめ・・・
 
 よく私たちが“カフェ”と同義で使う“お茶屋”。親しみ込めて呼んでるつ
 もりだけど、京都はそれこそ、“本物のお茶屋さん”(変ですね)が数多く
 存在する場所。
 今号では極力その言葉、誤解を呼ばないように避けて通りたいと思います。
 
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☆喫茶・こみち(先斗町四条)
 Adress:京都市中京区先斗町四条上ル西側
 Tel:075-252-0022
 Open:16:00〜22:30(土日祝日は14:00〜,水定休日)

 訪れた日にち・時間
 Day:2000/8/10 (thu)
 Time:21:00〜21:30

■これぞ京都! と思わずうなる喫茶店

 今回の旅は大学時代の友人とのプライベート旅行。仕事絡みの出張ならば文
 句のひとつも言いたくなるような早朝に、いそいそ東京駅から新幹線ひかりへ。

 朝から景気付けのビールをあおる友人(2?歳・女)を横目にガイドブックを
 必死に検討。2時間50分の車中を終えて、あやうく財布置き忘れそうになりつつ、
 お昼前にはしっかり京都入り。なんだろうね、この舞い上がりっぷりは?

 メインの目的のひとつである、嵐山は鈴虫寺にてたっぷりお参り仕上げた後、
 「やっぱ夏は“川床(※)”でしょ」というわけで、先斗町・鴨川沿いの小料
 理屋さんで夕飯。等間隔で鴨川べりに座るカップルを“バカップル”呼ばわり
 しつつ、串揚げの串振り回す、嘆かわしいかな女ふたり組とは私たちのこと。


 ※川床:川に張り出した座敷を設けて涼を取る、京都の夏の風物詩。本場は
  貴船神社の近辺ですが、鴨川付近でも十分雰囲気は味わえます。しかもリ
  ーズナブル。

 そして訪れたのは、食事前に通りがかって気になってしかたなかった「喫茶
 ・こみち」。四条通りから程近い、先斗町の細い道沿いのさらに路地奥にひっそ
 りたたずむその姿は、ちょっと気後れしてしまうようなたたずまい。けれど入
 り口には「喫茶」の看板、ここは臆せず、ひとまず進め! 

 何しろオープンの時間が通常16:00からというのだから、いったいどんな人
 がお客なわけ? と気になるところ。足元の灯りを頼りに石畳を進むと、意
 外にモダンな店内に突き当たります。
 
 ひんやりとした空気に包まれて、お客は誰もいなかった! 白いシャツも鮮
 やかなハンサム店員にちょっと引き気味になりつつも、ここはどっしりした壁
 沿いのソファに腰を下ろす! 雰囲気を満喫するため、やはり「抹茶・お菓子
 (おも菓子)付き」をオーダー。 

---------------------ここからちょい、ウンチク-------------------------                  
それにしてもいつも思うのだけど、実際“茶道”の世界では、みなさんが想
像する抹茶(=薄茶)に、おも菓子(ぽてんとお皿にひとつの乗せられた和
菓子・あんこものなど)を組み合わせることはありません。

薄茶には、干菓子(乾いた、小さなラクガンみたいなものだったり)を、お
濃茶(飲み終わると上唇にべっとり緑の後が残るくらい、濃厚なお茶)にお
も菓子を合わせます。もろもろお茶事上の理由があるのですが、複雑なので
ここまでに。いちおう茶道歴9年だったりするので一家言。すいません。

でもきっと、お抹茶に干菓子だけだと、ほんとに瞬間で飲み終わってしまう
から、なんでしょう。たぶん。
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 アルコールは1種類しか置いていません。冷房もキンキン。壁に飾られた舞妓
 さんや芸妓さんとおぼしき方の名前が書かれた団扇を眺めていると、オーナー
 らしき女性が店内に入ってきました。そしておそらくその方も、前はそういう
 職業に就かれていた方。

 つまり、このお店は粋筋が通われるお店なのでは、と。
 たぶんちょっとノドを潤して、すぐお仕事に向かわれる人たちが常連さんに多
 くいらっしゃるのでしょう。

 シンプルな店内といい、壁に大きくとられた窓からの坪庭といい、すがすが
 しいお店でした。でも長居するお店ではない感じ。異邦人だから、そう感じちゃ
 うのかな?
 
MENU一例
カフェオーレ ¥700
アメリカン ¥600
フレッシュオレンジジュース ¥800
抹茶(お菓子付き) ¥900
カンパリソーダー ¥1,000


☆☆☆・・・GOO! ☆☆・・・まずまず ☆・・・ん〜。。。
(あくまで私的判断です)

サービス:☆☆
味:☆☆
粋度:☆☆☆

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☆イノダコーヒ本店(堺町三条)
 Adress:京都市中京区堺町通三条下ル西側
 Tel:075-221-0507
 Open:7:00〜18:00

 訪れた日にち・時間
 Day:2000/8/11 (fri)
 Time:10:00〜11:00

■京都といえば、イノダ! 老舗の貫禄を満喫

 1年前の訪京都時に是が非でも訪れたかった「イノダコーヒ本店」は、99年4月
 の火事のため当時は再建中。そこから徒歩1分の三条支店にお邪魔して、名物・
 円形カウンターで常連の方々に混じり、ひとりポツンとカフェオレを飲んだの
 でした。居心地悪さを感じない振りして、精一杯のんびりしてる雰囲気を演出
 してたつもりだった私を、今はちょっとかわいく思い出したりなんかする(っ
 て言っても当時も20代後半)。

 そんなリベンジ! というわけでもないけれど、まずは朝イチで“イノダ参
 り”と参りましょう・・・てなわけで訪れた、イノダコーヒでの朝コーヒー。
 まずはその京都の町並みにしっくりはまる外観にため息付きつつ店内へ。

 蝶ネクタイ姿も鮮やかな白髪の店員さんが案内してくれたのは、旧館テラス
 席。旦那衆の集うホールを避けてくださったのはやはり心配り、なんでしょう
 か? 赤白チェックのテーブルクロスがハイカラな窓際で、高い天井を見上げ
 ながら、頂いたカフェオレと砂糖じゃりじゃりのフレンチトーストはまた格別
 でした。

 なんというか、ここまでくると味がどうとかよりも、単純に気おされてるっ
 ていうことかも。やはりひとつの名所であるからして、全国の喫茶店好きが訪
 れるのでしょう。だって明らかに観光客とそうでない人がわかるもの。やっぱ
 常連さんはある程度年齢いってるし、ソトから来る人はいわゆるカフェ文化好
 きな若い人・・・ってくくってしまうのもなんですが、そんな人も多い。

 だからやっぱり私は思う。昔から通っているわけでもないのに「イノダコーヒ? 
 好きだよ」なんつー若い男の子、絶対イヤだなあ(そんなヤツ、いないって)。
 お店で浮かない自信のある人なら、逆にステキなんでしょうけど。

MENU一例
アラビアの真珠(ホットコーヒー) ¥400

☆☆☆・・・GOO! ☆☆・・・まずまず ☆・・・ん〜。。。
(あくまで私的判断です)

ひと言、「別格」

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☆鍵善良房・高台寺店
 Adress:京都市東山区下河原通高台寺表門前上ル
 Tel:075-525-0011
 Open:9:00〜18:00(土日祝日は〜19:00,水定休日)

 訪れた日にち・時間
 Day:2000/8/11 (fri)
 Time:13:00〜13:30

■清水寺参り後、ひとときの涼を求めて

 今年の京都・清水寺では、ご本尊がなんと33年ぶりにご開帳、なんだそうだ。
 「これはひとまず観ておくべし!」、と言いつつも、実は清水寺奥の縁結び
 神社・地主神社詣でが、大きな命題だったりして。

 そんな清水寺・地主神社参り後、即効、門前坂でビール駆けつけ一杯飲んで
 るようでは、ご利益も半減!? いやいや神様仏様の御心は深いのです。

 というアルコール混じりの浮かれ気分で産念坂/二年坂を超え、蕎麦屋「ひさ
 ご」でふわふわの親子丼を堪能。焼けるような午後の日差しに促されるように、
 デザートは鍵善良房の「くずきり」に決定。
 私たちって、つくづく欲(主に食欲)に溺れる生き物・・・。

 「創業ウン百年」の文句に弱い相方ともども引き寄せられたこちらは、けし
 て喫茶がメインなのではなく、あくまで御菓子司。石塀とのれんをくぐって訪
 れた広い店内に、お客はおらず、ほぼ貸切状態。

 祇園・四条通に面した本店近辺が、ツアリストでコミコミなのと比べれば、
 ちょっと足をのばしてこちらに来るのもオススメ。
 それにしても東京近辺であれば、これだけの門構えのお店に入るのにそうとう
 躊躇してしまうけど、だからこそ本当に贅沢な気持ちになれます。

 さっそくオーダーしたくずきりは、独特の重ねの器で頂く高級感あふれるも
 の。白蜜・黒蜜お好きなほうで頂きます。ノド越しツルリの食感は、「こんな
 くずきり食べたこと無い!」と言わしめる絶品。

 今まで食べてたくずきりは太さが均一で、持ったお箸でプチプチ切れてしまう
 のが当然のシロモノ。こちらは太さもまちまち、なかなか噛み切れないモチモ
 チ感が楽しめます。

 存分に膨れたおなかをさすりつつ、八坂神社から四条大橋までのんびり散策。
 「こんなに暑くなければねえ」と、早朝滋賀まで出かけた友人は弱り気味に。
 ここで、ふたりは別行動となり、まだまだ私の京都カフェ探訪の旅は続くので
 す。(後編につづく)

MENU一例
くずきり ¥800(確かこのお値段だったはず)
抹茶(お菓子付き) ¥700(確かこのお値段だっはず)

☆☆☆・・・GOO! ☆☆・・・まずまず ☆・・・ん〜。。。
(あくまで私的判断です)

サービス:☆☆
味:☆☆☆
穴場度:☆☆☆

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■あなたのオススメのカフェを募集します。
sugarhigh@geocities.co.jp
メルマガ内でご紹介させて頂くこともありますので、匿名をご希望の方はその
むねお伝えください。
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「@カフェメールマガジン」2000/08/17 (週間発行)
発行者:(C)sugarhigh products
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