2001年2月
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2001年2月3日(土)
昼食に
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを作った。使用パスタはBuitoniの1.6mm。作り方はいつもと一緒。特に失敗なくできた、と思う。さて、急いで食べなくては。
ハグハグ。ん?
コシがない。粉のうま味が全くない。茹で方が悪かったのか。いや、湯はずっと沸騰させていたし、つきっきりで茹だり具合も見ていたので茹で過ぎとは思えない。茹でている途中で味見をしてる時から、なんだかあまり味のしないパスタだなと思っていたけれど、茹であがってもやはりその印象は変わらなかったといったところか。
食べているうちに、なんだか悲しくなってしまった。このパスタについてはもう一度、食べなおしてみる必要があるであろう。麺の問題ではなくて、作り手の問題の可能性が潜んでいるから。
評価
★ 教訓:おいしいことは一本道だけれど、おいしくなかったときは原因がいくつも考えられて難しい。2001年2月4日(日)
昨日のリベンジ。再び
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノに挑戦。使用パスタはDivellaのNo.9。昨日と同様に特に問題なくできた、と思う。
さて、急いで食べなくては。
ハグハグ。ん、これだ、これだよ。
咀嚼した瞬間からまず感じる、噛み締めることが楽しいという歯ごたえ。これぞアルデンテ。粉のうま味が口中に広がる。思わず笑い出したくなる。うまいものを食べたときのわたしの癖だ。昨日とは全く異なるこの印象。これはやはりパスタの銘柄の違いが原因なのであろうか。
評価
★★★★ 教訓:Divellaはまだあまり日本では見かけないけれど、お薦めパスタの一つである。
夕食には
餃子そして、ほうれん草と絹さやのスープを作った。豚挽肉、ニラ、ネギ、塩、コショウ、醤油、ゴマ油をボウルの中でこねくり回す。これを市販の皮で包んで焼くだけ。フライパンとして本日はスキレットを使った。火にかけ、アブラを薄くしき、弱火で熱し、餃子を並べたら、蓋をしておく。4分くらいで片面が焦げるので、そこで、ひっくり返して少量の水を差し、再度蓋をして3分でできあがり。スープについてはバター10グラムを鍋で溶かし、スジをとった絹さや、シメジ、洗って適当な大きさに切ったほうれん草を軽く炒める。その後、少量の塩をして鍋の蓋を閉じて、素材が汗をかくくらいの火の強さで熱する。絹さやがくたくたになったら牛乳を入れて、煮立ってきたら塩、コショウで味を調えできあがり。
まず餃子から食す。本日使用した市販の皮が餅粉入りということで、半分くらい中身が透けて見えて、なんだか高級そうに見える。囓ってみると、うん、なかなか味もよろしい。少し失敗したのは、ボウルをしばらく放置してあったので、具が少し乾いてしまい、結果として餃子を噛み締めたときに「ギュッ」っといううま味のエキスの放出が少なかったこと。また、少し火が強かったせいで表面が焦げすぎてしまったこと。でも、全体のバランスがよかったので合格点。
スープはそこそこの味。バターの量を増やせばもっと、もっとうま味は増えると思う。でも、もっと、もっと重くなって、今後の健康に対する不安も増大することになるであろう。今日のは欧州風に野菜をクタクタに煮込んでみたけれども、もっとしゃっきりした段階で留めておいたほうが、わたしの好みであった。
評価:餃子
★★★★ スープ★★★★ 教訓:スキレットは上等な餃子鍋になりうる。
2001年02月10日(土)
夕食に
豚肉と白菜のあんかけを作ってみた。豚ロース薄切り肉とニンニクを油で炒め、白菜をザク切りしたものと、さやいんげんを加える。水を足して煮込み、少量のオイスターソースも加える。そして、干し柿を3コ程細切りにして隠し味として入れてみた。味付けは塩と醤油。甘みは干し柿を入れたせいで十分のようだ。最後に片栗粉でとろみを付けたら出来上がり。さて、食べてみよう。干し柿から出た甘みが全ての味に優先して感じられる。干し柿を口に入れてみる。うっ、しっ、し・ぶ・い。元々渋柿だったものが干すことによって甘く変化したのであるが、水を加えて煮込んだことで渋さが復活したようだ。柿を食べないようにして他のものを味わえばまあまあの味。でも、これでは干し柿を入れた意味があまりない。干し柿を入れた狙いとしては、豚肉の甘さと干し柿の甘さがリンクして新たなうま味の世界を作り出すのではないか、ということだったのであるが、どうやらこれは失敗のようである。
評価
★★ 教訓:干し柿を煮込むと渋柿に戻る。2001年2月11日(日)
昼に
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを作った。使用パスタをBuitoniにして再チャレンジ。本日は本当に慎重に、途中30秒おきくらいに試食しながら、茹でていった。完全に茹であがるほんの少し前、まだ中心部に僅かの芯の存在が感じられるくらいの状態で湯から上げる。作っておいたオイルソースを再度火にかけて温め、ソースが乳化したらすぐに火を消す。そこにパスタを投入し、ソースとパスタをよく馴染ませる。塩加減をみて、よければ急いで皿に移し、慌てて食べる。
うん、今日のはコシがある。アルデンテに仕上がった。ということは前回は、やはり少し茹で時間が長かったということのようだ。そんなにボーっとしていたわけではないのに。上手く茹でても、やはりパスタ自体に粉のうま味が感じられない。ゆっくりと奥歯で噛み締めてみても同じ結果。
結局、前回麺にコシがなかったのは、わたしの茹で方のせいだったけれど、でも、アルデンテに茹であげるタイミングがあれでは難しすぎるのではないだろうか。本当によい瞬間がピンポイントでしかないのだ。しかも、上手に茹であげても、報酬(おいしい味)が得られない。やはり、あまりBuitoniは好みではないことが分かった。
評価:
★★ 教訓:Buitoniってもっとおいしいのかと思っていたのだけれど……。食べ終わった後、悲しくなってしまい、もう一度別のパスタを茹でた。使用したのは好みのDivellaの1.6mm。ゆで揚げたものに塩、胡椒、EVオリーブオイルをかけただけで食べた。この方法で食べると麺の味がよく分かる。塩、アブラ、粉の三種の食材のバランスが素晴らしい。噛み締めたときの口の中のヴォリューム感も申し分ない。歯切れはBarillaほどあざとくはなく、ママーほどモッチリしているわけでもない。非常にバランスのとれたパスタであると再確認してしまった。
評価
★★★★ 教訓:正しき中庸。
