お教えするという仕事  2005.12.11

 

今日でシルクフラワーの教室が終わりました。

2001年12月から今日にいたるまで、お越しくださった方とお会いできて

とても楽しかったし嬉しかったです。

たくさんの女性とお会いし、それぞれの生き方に、想像していた以上に

感心しきりの4年間でした。

それにしても勝手に始めて勝手に終わった教室・・・。

わざわざ我が家にお越しくださった方に満足してお帰りいただけているのかな・・・

ひとりでする仕事は、ひとりよがりにならないバランスが難しく感じましたが、

とても好きな仕事でしたし、とにかく感謝あるのみです。



お教えするという仕事。。気がつけば、常に考えているテーマになってしまってました。

子どものころ、学校の先生があまり好きになれませんでした。なぜ偉いのか、よく

分からなかった・・・ピアノの先生はピアノが上手で、教えてもらうと上手になれる

のが明らかだったけど、勉強は教科書があればできるし・・・

なんて、かなりかわいげない子ども!

あるとき先生が、人生は分からないもので、自分は先生になるつもりなんて

なかったのに、気付いたら先生になってた。という話をして、私は

なりたくないのになっちゃった、なんてあるわけないよ〜と思った。

ところが、いろんな事情があって、気付いたら自分が教育学部に行くことになってしまった。

長い教育実習で中学3年生の担当になってしまって四苦八苦、難しい年頃で

本当に苦労したしむいてなかった。かわいげない子どもだった自分にしっぺ返しがきました・・・。

アルバイトで始めた音楽教室のピアノ講師も、自分がピアノを通して子どもに伝えたい

ことが見つけられなくて、全然つまらなかった。

もちろん先生にはならない!と、就職した会社なのに、社内教育の担当になってしまって

がっかり。。でもそこで、あきらめて腰をすえて「教える」「教わる」ことを知らなければ

いけないのだなと、自分に課せられたテーマを知ったかのような気分でした。

そこでは、教えてくれる講師を探したり、その方とともに教える内容を考えたりという仕事を

しました。たくさんの、教えることを仕事にしている人に出会いました。

教える側の努力は、教わる側を理解することにつきるのだと教えてもらいました。

しかられたり、押し付けられたり、否定されたりしなければ、教わった気持ちになれない

人も多いということを知りました。でもそれは、大人の教わり方ではないように感じました。

教わるのも教えるのも、難しいことなんですよね。。


映画「アメリ」の主演女優さんが、「これからの目標は何?」と聞かれて

「目標はない。現場で楽しい時間や大変な思いを共有する、ただそれだけ」と答えた

それを聞いて、そうか!!と思いました。

それぞれがいろんな価値観をもちながらその場の時間を共有して、様々な思いを持つ

それだけで意味があるということがやっと分かりました。学校も会社もいいところだな・・

と今すごく思います。こんなに考えなくても分かる人は多いと思うのですが、私はけっこう

回り道をしながら今やっと、という感じです。お教えるというお仕事に気負いを持たずに

またなにか場をつくれたらいいなとそう思っています。

 

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