2004年の器

今年は今までで一番、器の個展に足を運んだ年だったような気がします。
それで、かなり器を買い込んだ年でもありました・・・。
器が増えたことによって、今まで少しずつ集めてきたものが、使いやすく
なったのは新たな発見でした。どちらかというと、色物柄物に惹かれるタイプなので、
さてコーディネイトするぞ、と思うと全然できないのです。量が増えてきてやっと、
買ったもの同士がつながってきた感があります。それでも、ちゃんと色あわせ
コーディネイトはできない私ですが、好きな器が並ぶ食卓は、自己満足。。

       

 

上の写真:左は一柳京子さん、中と右は勝間田千恵子さんの個展作品

*一柳さんの器は初めてだけれど、使いやすさと色合いで、一番自分に合っている器かと思う。
薄いがとても丈夫で食洗機もOK。大きさがほどよい。中間色が意外と食べ物と合う。など、気に入ってる
点がいくつもあります。一柳さんは、サンディエゴで毎日毎日、器を一人で作っているそうです。それが
生活そのものになっているとか。お話しする感じでは、美しくたおやかな奥様、という印象で、誰かに
似てるなあと考えてみたら、宮沢りえ?!高校生のお嬢さんがいるというのが信じられませんでした。

*勝間田千恵子さんの個展に行き始めて、7回目くらいにはなると思う。ファンが多くてすぐに売り切れ
てしまうので、ゆっくり見られないのが残念、というのは勝手でしょうか?!
ごく平凡なメニューがあまり似合わない気がする勝間田さんの器、思い切って変形のものを
買ったほうが、らしく使えるのかもしれない?この食器を使うには何を作ろう、という逆の発想が
生まれるのも、勝間田さんの器ならでは。先日友人から習ったカッペリーニはぜひ写真中の
丸いお皿に、と思っています。

 

   

上の写真:左は中里花子さんの個展作品、右は小田原「菜の花」オリジナル食器

*中里さんの個展は初めてでした。友人が持っている花子さんの器を見て、いいなあと思っていました。
今年は白い食器ばかりで今までの作風とは少し違っていたようです。会場はほんとに白磁ばかりで
素敵なんだけど、見ればみるほどどれにしていいのか分からない!
悩んだ末に買って帰った器3つ、家に帰ってみてみると、すごーくいいのです。色も存在感も、
普通の白い食器じゃない感じ。それでいて、白ならではのオールマイティさがあって、使用頻度は
かなり上です。今となってはもっと買っておけばよかったかなと思います。

*小田原の和菓子やさん「菜の花」のカフェでは、黒田泰三さんや安藤雅信さん、村木雄児さんなどの
器が使われているのですが、そこにあるオリジナル食器は1000円前後でお手ごろ〜。
欲しかった形なので、嬉しくなりました。平たいのは、たたきやハムやカナッペに、深いのは漬物や
おひたしに使っています。黒田さんのコピーっぽいけど、黒田さんのはちょっとうちには合わなそう、
これで満足!

 

   

上の写真:左はアルツベルグ(白)、古いアラビア(黄ライン)、26cmの丸皿。グスタフスバーグのパン皿。
       右はサンクでの堀井和子さん個展

*
実はうちにある24cm前後の丸皿が、あまり出番がないのです。取り皿にちょうど使いよいかなと思って、
はじめ狙ってその大きさのを買っていたのに。。26cmのほうが、大皿から取り分けるスタイルには
思いがけず使いやすく感じます。20cmのパン皿は、もっぱら朝のトースト用。

*堀井さんのイベントで買った食器が、毎日大活躍しています。16cmのお皿は小回りがききます。
1回レンジに入れてしまって火花が散りましたが・・・。
堀井さんをご存じない方からも褒められるのはガラス。毎年イベントで食器を発表してくれないかなあと
思うのですが。ちょっとだけ堀井さん私物放出があり、そこで洋書の料理本とテーブルクロスを見つけてしまった!

 

   

上の写真:左は福岡の骨董やさんで、右は松田美智子さん&西村千寿さんの「おなべプロジェクト」で

*10月に福岡に行ったとき、福岡在住のお友達が案内してくれた骨董やさんのものです。
堀井和子さんの本にも載っているお店とのこと。さりげなくてフレンドリーなお店でした。
私は旅行で食器を買うのは記念になって大好きなのですが、左のどんぶりはかなり大きいので、
ご一緒した方に、本当に持って帰る?と驚かれてしまいました・・。右のなます皿は迷って買わずに帰り、
結局お友達に送っていただいた(すみません、汗)。
染付けはとても好きです。おかずが合って、清潔感があって、私の中ではもっとも日本らしい器。

*右の土鍋は、かなりのヒット!使ってみて、これはオススメできます。
和にも洋にも使えて、食べ物が映えます。そこが平たく、直火もオーブンもOKなので、いろいろに使えるんです。
鍋はもちろん、リゾットやグラタン、フリッタータを作ったり、煮物を盛ったり、ポトフのおかわりを入れたり、
もう随分使いました。
文化出版局や六本木のサボアヴィーブルでは今後も扱うのではないかと思います。


私はどうも、器は女性が作ったものが好みのようです。意識はしていなかったのですが。
作るほうも、女性ならではの器を、なんて思ってないと思うのですが、やっぱりどことなく感性が
分かりやすいのかなと考えたりします。
また、今年は勉強になったこともありました。
実際にモノを見ないで、予約した器があったのですが、実際手に入るまでに半年以上かかりました。
やっと連絡をもらってとりに行ったのですが、心底がっかりするようなものでした。。
予約が入りすぎて、手に負えなかったのかもしれません。断りにくかったし、これも勉強だと思って
持って帰りました。でも作ったのは若い人なので、これからのために断るべきだったかもしれません。
いろいろ、考えました。
それと、初めて手元の器を金継ぎに出してみました。まだ出来上がっていないのですが、繕って
下さる方が、良くなりそうですね、と言ってくださったので楽しみにしています。気に入っているもの
だったので、再生してくれたら嬉しいです。

今年買いすぎてしまったから、来年は器はおやすみしようかななどと言ってみるものの、
個展には行きたい・・・。
来年は初っ端から「赤木様」の個展もあります。
買ったものをいっぱい愛用して、自分を納得させながら、また器を見に行ってしまうのかも
しれません。
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