とのとすいか
のおいしい物探しの旅
昼ご飯 午前10:30に東銀座に到着。てくてく歩いて築地卸売市場に向かいました。目指すは、築地卸売市場内食堂街1号棟(最寄りの駅は日比谷線築地)にある岩佐寿司。ここは仲卸が経営するお店で、新鮮でおいしいと評判のお寿司やさん。「ここだ!」とお見せを見つけたとのとすいかが顔を見合わせて喜んでいたら、女の人の二人連れが先に入店して、その人達と一緒に席が空くのを待ちました。写真は、岩佐寿司を見つけて喜ぶすいかです。
運良くすぐに座れて、おまかせコース(3,500円にぎり12個と巻物1本、みそ汁付き)を注文。おいしい!新鮮!とのもすいかも無言でただぱくぱくぱく・・・と食べたのでした。大きめのあさりが入ったみそ汁も満足できる味。お店の雰囲気も落ち着いていて、いい感じ。ビールを飲んでいる人も多くて、お客さんみなさんゆったりと過ごしていました。お店の人も親切でくつろげます。次は2,000円のうに丼も食べてみたいなー。
すいか:とののトロがすいかの2倍の大きさだったのがうらやましかったー。
との:高級そうなお店で緊張した。でもうにといくらが新鮮でおいしかった。
また、行きたいと大満足で岩佐寿司を後にした二人は、ぶらぶらと場外市場をひやかしつつ散歩しました。午前11:00過ぎだというのに、朝の早い築地ではもう店じまいの時間。次々と店を畳む人たち、シャッターをおろす店。仕入れのために築地を訪れる魚屋さん達にとっては、もう遅い時間だとしても、築地を楽しむしろうとのお客さんの数はまだまだ。厚焼き卵やさんや、干し魚を売るお店の前には、家族連れ・主婦が引きも切らさず、次々と買い物をしていました。カップルの数も多くて、みんな安い食材と新鮮な魚を使った料理を求めて歩き回っていました。
どんぶり物やさんや各種食堂もあるけれど、お寿司やさんが圧倒的に多くて、回転寿司も評判の高いお店もあるようで、待つお客さんのためにお店の外に何脚も椅子がならんでいました。この回転寿司やさんに、是非、行ってみたいな。
すいか:ペットボトルの飲み物が100円で安くてうれしい。
との:どの店の人も活気があっておもしろかった。
ぶらぶらついでに、築地本願寺に行きました。平幹次郎の『王女メディア』や『NINAGAWAマクベス』で有名な蜷川幸雄が1986年に『オイディプス王』を上演したのは、ここ築地本願寺。大きなお寺で青銅の屋根が美しく、7月の梅雨の晴れ間に映えていました。日本のお寺とは思えないデザインに圧倒されますが、広大な敷地に厳然と立つその姿は穏やかに威厳を感じさせる物でした。
すいか:屋外のトイレがきれいで気持ちよかった。
次に向かったのが、歌舞伎座。丁度市川猿之助七月大歌舞伎(平成15年7月2日初日-26日千秋楽)を上演中。昼の部は一、妹背山婦女庭訓 蝦夷子(えみじ)館の場 二、檜垣 三、盲長屋梅加賀蔵 本郷木戸前勢揃い お茶の水より 赤門捕り物まで。夜の部は四谷怪談忠臣蔵。とのとすいかは、12:17開演の二、檜垣を一幕見席(ひとまくみせき)で見ることにしました。
一幕見席は一幕事に総入れ替えの三階B席後ろの舞台から一番遠い席で、入り口は一般客とは別です。一階桟敷席は税込みで16,800円と観劇料が高い歌舞伎ですから、700円から1,000円という安い料金の一幕見席(檜垣は800円)は、「一度試しに見てみようかな」という人にはおすすめです。歌舞伎座のホームページを見て確認の上、上演時間の30分前から、一幕見席のための列(チケット売場は歌舞伎座入り口の左側)に並んでみましょう。
一幕見席は歌舞伎通の人が来る席で、猿之助がきめのポーズを取ると、「おもだかやっ!」と近くの席の人が猿之助に声をかけていました。そんな近くに声をかける人がいるとわくわくしますよ。歌舞伎を初めて見るとのは、「舞台が遠い」とぼやいてました。とのが撮影した緞帳の写真をご覧ください。ホント、舞台まで遠いでしょ。花道はちょっとしか見えません。すいかは一幕見席が気楽に見れるので気に入ってます。ただ、昼の部や夜の部を通しで全部見ると、一番安い三階B席税込み2,520円とほぼ同額になるので、三階B席の方がいいと思います。歌舞伎座の中はきれいで雰囲気がありますから、そちらで一度ご覧になったらいいと思います。幕間にお弁当を食べるのが歌舞伎の楽しみですから、館内でお弁当を食べて(近くのデパートでおいしいお弁当を買って持っていくのもいいですよ)、その後館内でおみやげ物を物色しましょう。
演目の檜垣は踊りが多く、とのは途中で寝てましたし、すいかもついうとうとしました。隣の人も、目の前の席の人も頬杖をついてこっくりこっくり・・・。急に舞台が一転して暗くなり、どろどろどろっと幽霊の出るあの太鼓と音がして、妖怪と変じた檜垣の蛍光骨ダンスが始まったら、もう観客全員舞台に釘付け。宙づりや早変わりで有名な猿之助が演じる舞台で、お客を飽きさせる訳がありません。とのもすいかも大満足で歌舞伎座を後にしました。
との:骸骨が出てくる場面がスゴかった。どうやって動かしてるんだろう?
すいか:とのが舞台から遠くて見にくいなーと文句いってた、ぷんぷん。
おやつ 歌舞伎座からJR有楽町に向けて歩きながら、銀座をぶらぶらしました。「やっぱりあんパンは銀座木村屋よね」ととのとすいかはお店に入って行きました。小倉と栗をひとつずつ買って、二人ではんぶんこして食べました。おいしいなー。
との:ちっちゃいなー。
すいか:ホント、数年に1回しか食べないから、ちいさくなってる気がする。でも、味は最高。素材にこだわって100円台のお値段にするとやっぱり大きくできないんだよー。
晩ご飯 晩ご飯は、どんなおいしい物を食べようかととのとすいかは相談して、その結果、天丼に決まりました。浅草の大黒屋は知る人ぞ知る、おいしい天ぷらやさん。伝法院通りを浅草公会堂の方に向かって歩いていると、左手にあります。こおばしい天ぷらが黒いのはごま油だけを使っているため。天丼は3種類あって、すいかととのが注文したのは1,400円の一番安い天丼で海老1、キス1、かき揚げ1が乗っているものです。15分くらい、今か今かと待ち望んでやっと、お店の人が持ってきてくれました。
器からあふれそうに盛ってある天ぷら。写真前方の天丼は蓋をとったところ、写真後方の天丼は蓋がしてあるところ。どんぶりから思う存分海老のてんぷらとキスの天ぷらがはみ出しています。大きな海老と小エビ(大きめなんですよ、これが)がたくさんは行ったかき揚げに大満足。
すいか:最後、天ぷらが残って大変だった。食べても食べても天ぷらが減らない。
との:天ぷらを残して後から食べようなんてこと、考えるから〜。
すいか:違うよ。猫舌だから、最初にごはんとお漬け物を食べてたら、こんなことになっちゃたんだよ〜。
飲む お腹一杯になったところで、神谷バーに行きました。神谷バーは食券を買ってから、席に着きます。デンキブランとデンキブラン(オールド)とたこわさとやきとりの食券を買いました。空いている席に二人並んで座って、周りを見回すと、声高く話し合う甚平を来たおじさん達や様々な年齢のカップル、グループ、一人で酒を傾けるおじさんなどたくさんの人・人・人。右の写真に写っているカクテルがデンキブラン(アルコール度数30度)です。たこわさとやきとりの小さな食券が見えますね。
左の写真のデンキブラン(オールド)(アルコール度数40度)はとのが、デンキブランはすいかが飲みました。名詞のようなカードが見えますが、これは食券を持っていったウェーターさんやウェートレスさんが自分のカードを置いていってくれたもの。これを見れば、注文の品がなかなか届かない時、誰に言えばいいか分かるという優れ物。
このカクテルはアルコール度数が高いので、小さいグラス1杯でも酔ってしまいます。木をふんだんに使った落ち着いた造りのお店と元気に話しているお客さんがいい雰囲気です。また来たくなります。つまみのたこわさとやきとりもいい味で、楽しめました。
との:これ(デンキブラン)を飲むと舌がびりびりする。これがデンキ?
すいか:ジンの味じゃない。すーっとした感じはキュラソーかな?キュラソーはお菓子に使うよ。デンキブラン(オールド)は飲みやすいけど、アルコールがきついよ。
昼ご飯 友達も来たので、一緒に池袋に。池袋駅から行くと東急ハンズの手前の横道に熊本ラーメン桂香(左の写真がお店)があったので、三人でそこに入りました。桂香は知る人ぞ知るこってりスープで歯ごたえ十分の麺のお店。好みがあると思いますが、おいしくて桂香ラーメンの看板を見たら、もう「食べなきゃ!」と思います。満席だったので待ちましたが、桂香ラーメン(新宿にもお店があります)に入ってすぐ座れたら、ラッキーだと思います。新宿のお店より、池袋のこのお店の方が落ち着く木がします。ここも食券を入り口で買って入ります。麺の地方発送をしてくれるので、気に入ったら、地方発送を頼んでてはいかがでしょう。
すいか:新宿で食べた桂香ラーメンもおいしかったけど、今日のラーメンもおいしかったねー。とのは桂香ラーメンが好きじゃないと思ってた。
との:好きだよ!おいしいよ!
とのが注文したのが桂香ラーメン(右の写真)。このお店のラーメンの基本形です。まあ、一度食べてみてください。チャーシューもいい味していて、トッピング全体の味の調和がとれていておいしいですよ。
すいかのお気に入りは太肉麺((たーろーめん)(左の写真)しっかりと煮込んだ豚肉の角切り(太肉)がおいしいし、煮卵が半分に切ったものと生キャベツのざく切りとザーサイが絶妙の味を醸し出しています。生キャベツのざく切りの新鮮な味が濃いスープと合って、食べているうちにスープに使ってきて、微妙にしんなりしてくるのも趣があって好きです。煮卵は半分に切ってあるので、早く食べないと卵の黄身がスープにとけてしまいそうで心配。
今回初めて注文したのが300円の太肉丼((たーろーどん)。友達が食欲がないから小さいのが食べたいと注文していました。太肉丼と桂香ラーメンはセットになると50円安くなるそうで、お店の人が50円返金してくれました。こんなところが桂香らしい、親切なところ。友達は「(人が)3人で、注文は2つでいいのか?」と言ってました。