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Profile
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1979年、私は、インドの大学の英文科を卒業すると同時に、日本の会社に勤めているインド人と結婚して、来日しました。その頃、私は、英語は世界中で通用するものと思っていました、日本に来てみると、会話が全く通じませんでした。コミュニケーションがとれず、さみしい思いをしました。
近所のお年寄りたちと一緒にゲートボールをしながら、一年間日本語の勉強をしました。その時私がすごく感じたことは、日本の人はインドのことを知らなすぎると思ったことです。 そして、日本の人たちは外国人と付き合うのが苦手のように思われたので、本を書くよりも、直接皆さんと触れ合う機会を沢山持つのがよい、と考えました。 そこで私は、いろいろな世代の人たちがインドの文化や歴史に興味を示してもらうために、千葉県の国際交流協会のメンバーになりました。そして、各地で通訳や講演をしたり、パネルディスカッションに出席したりしています。今では、その範囲がひろがって、小、中学校、高校にも行って、講演のほかに、インドのゲームを紹介したりもしています。 現在日本に来て21年になりますが、日本のテレビ、雑誌を見ていると、インド料理を難しく紹介しています。でもどこの国でもそうだと思いますが、普通の家庭で作る料理は、手近な材料で簡単にできるものです。 インドの家庭料理のベースにあるものは、スパイスです。いま日本で流行っている漢方薬も、アユールベーダも、実はインドの家庭で使うスパイスが基本です。それをうまく皆さんに伝えることができないものか、と10年ほど前から研究を続けています。 そして、いま地元の公民館で「シャンティインド料理教室」を開いています。手前味噌ですが、結構評判も良く、口こみで広がってきて、遠隔地の人たちのために出張料理教室を始めるようになっています。最近では、男性も参加して楽しくやっています。 私にとって日本は、第二のふるさとになりつつあります。いつかインドに帰ったとき、日本の良いところを母国の子供たちに伝えたい、そして、私がインドと日本の掛け橋になることができたらいいな、と思っています。 |