その他の国のクリスマス
ここでは、日本、アメリカ、ドイツの他の国のクリスマスについて少しずつ紹介します。
カナダのクリスマスイヴは、家族と過ごすのが一般的であるという。クリスマスディナーには、七面鳥のロースト
に「クランベリーソース」をつけたり、「グレイビーソース」をかけたりして食べ、その他にマッシュドポテト、ニンジ
ンとグリーンピースを湯がいてバターでソテーしたもの、そしてかぼちゃやポテトのスープが食べられるという。
カナダのクリスマスケーキもアメリカのクリスマスケーキ同様フルーツケーキである。
クリスマスは家族と過ごす。クリスマスプレゼントは家族がそれぞれクリスマスツリーの下におき、クリスマスの日に
開ける。クリスマスディナーには、ホゲット(生後1年から1年半の羊肉)が中心となっている。
クリスマスツリーの飾りつけは、一般家庭では12月に入ってから始まり、片付けはクリスマスの日から12日以内
にしなければいけないという伝統がある。その他、クリスマスカードは25日以降に相手の家に届くのは失礼にあた
り、もらったカードもクリスマスから12日たったら全て処分しないと縁起が悪いといわれている。
イギリスのクリスマスディナーの主菜は、アメリカ同様七面鳥のローストである。イギリスのクリスマスケーキに
あたるものは、クリスマスプティングである。クリスマスプティングとは、ドライフルーツやりんごなどを細かく刻んで
シェリー酒やリキュールなどに漬け、ナッツ、パン粉、オレンジジュース、卵、小麦粉、スパイス類と牛脂をまぜて
蒸して作る。レシピは、各家庭の秘伝で、生地を混ぜながら願い事をする習慣があるという。またこのクリスマス・
プティングの他に、ミンスミートパイというパイも欠かせない。細かく刻んだりんご、干しぶどう、スパイス、脂肪、
砂糖などをまぜたものをつめたパイで、肉は入っていない。
フランスのクリスマスディナーの主菜は、ロースとチキンである。クリスマスケーキにはブッシュ・ド・ノエルが食べ
られる。ブッシュは薪、ノエルはクリスマスという意味のフランス語で、キリストの誕生を祝って燃やされた薪にち
なんでいるという。薪の形の由来は、前の年に残しておいた薪を燃やしてできる灰が、家事や雷よけになるという
リトアニアの神話からきているといわれている。19世紀後半に、パリのシェフがイヴに一晩中薪を燃やしている
のをみて考案したという。
フランスでは、サンタクロースのかわりに「クリスマスのじいさん」が「ひっぱたきのじいさん」とともに歩き、良い子
には「クリスマスのじいさん」が贈り物を、悪い子には「ひっぱたきじいさん」がたばねた木の小枝を置いていくと
いわれている。