宗教と食べ物
3つの目的
1、神との意思の疎通
2、食に関するお告げに従い、神への誠実を示す
3、断食による修行を課す
最後の晩餐の意味するもの
パンとブドウ酒
聖体拝領の儀式(聖餐式)<キリスト教>
種無しパン、赤ワインが供される。イーストを加えない種無しパンは、イスラエル人がモーゼに導かれてエジプトを脱出したときにパン種を入れないパンをたべた故事による。
過越際(種無しパン際)
ユダヤ人は、祭りの七日間、信仰により種無しパンを食べる。
この重要な儀式は共食の最も典型的なもので、「キリスト教の聖体拝領の儀式と古代の生贄の儀式とは酷似している。最後の晩餐でイエスは<取りなさい、これは私の体である。>と語っている。聖体拝領や感謝祈祷の起源は、皆でイエスの死を記憶するためで、一つのパン塊を切り分けて食べ、一つのカップでワインを回し飲みすることによって、皆の感謝の意を示したところにある。」とある。(『食と栄養の文化人類学』ポール・フィールドハウス,和仁皓明)
このように、パンとワインはキリスト教と不可分な関係にある。ローマ帝国が滅亡すると、中世のカトリック修道院では、パン、ワイン造りが盛んで技術が温存され、その後のヨーロッパの食文化の形成に大きな貢献を果たしている。ヨーロッパのパン、菓子などが宗教色の強いのはそのためである。
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