***************** のぶちゃんの料理教室 *****************

             vol.11  1998.12.22

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皆さんお元気ですか??
忘年会の盛り上がりも絶好調と言ったところでしょうか。
ボーナスももらって懐が暖かくなっているのではないでしょうか。
忘年会と言えばお酒がつきもの僕なんかお酒が有ると聞くとワクワクしてしま うものです。 
飲めない人にとっては辛い季節でしょうけどね。
それでは、お酒にまつわるお話を少しいたしましょう。
ヨーロッパではこの15年間にアルコール消費量が40%も減少しているのに
比べ日本では逆に消費量が増えているという。 
最近の調査によると、アルコ ール摂取増加により肝障害を起こしている40から50代の
男性が確実に増加 しているのである。
お酒は訓練すれば強くなると言われていますが実は一番危険なことなのです。
アルコールは胃と空腸でほとんどが吸収され、肝臓に運ばれアルコール脱水素
酵素(ADH)で分解される。 
飲酒後に作り出されるアセトアルデヒドはADHのうちADH2という酵素により
分解されるのですが、日本人の約半分は 先天的にこの酵素の活性がないため
アルデヒドが血中に蓄積されてしまう。
お酒を飲んだ後に顔が赤くなったり、気分が悪くなったり動悸、頭痛が起きたりするのは
この体に残ったアセトアルデヒドの影響なのです。
良くお酒の飲めない人は仕事もできないなんて言われますけどそれは大きな間違いなのです
。 
お酒が弱いのはADHという酵素の問題であって仕事の能力 や精神力とは関わりのないこと
なのです。
いくら飲んでもお酒に強くなることはないのです。
ある程度お酒になれてきて以前は飲めなかった人が飲めるようになったときは
要注意です。 
それはアルデヒドに対する耐性が出来ただけで強くなったわけではないのです。 
そのまま飲み続けると食道癌や口腔、咽頭と食道の重複癌 になりやすくなります。
だからといってお酒が悪いわけではありません。
低濃度のアルコールは胃液分泌を亢進させる作用が有りますし、副交感神経を
刺激して消化を助けたり、リラックスして飲めばストレス解消にもなります。
ですので無理して飲まないで上手にお酒とつき合って下さい。

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では今年最後となってしまいますけど頑張っていってみましょう。
クリスマスやお正月といった行事が重なるので料理を作る機会も増えるのでは ないでしょうか。
そんなときのために手軽に出来る物から。
お正月のためにお節料理までを一気 にご紹介いたします。
では、クリスマスのおもてなしといたしましてちょっと作るのには難しいと思 うけど頑張って
チャレンジしてみて下さい。
鶏の粘土包み焼き(叫化童鶏)
ここでは粘土と書いて有りますが実際は強力粉を塩水で練った物を使います。
材料
若鶏(内蔵の抜いてある物) 1羽
豚の網油  大1枚
蓮の葉   1枚
強力粉   2キロ
海水と同じ濃度の塩水  1リットル
麻ひも(なければ綿で出来た凧糸)適量
材料A
干し貝柱(なければ生でも良い) 2個
干しエビ(蝦米)        10グラム
タケノコ(小さい物)      1個
葱               1本
銀杏              10個
干し椎茸(なければ生でも良い) 3枚
作り方
最初に若鶏を漬けだれに浸します。
割合としては醤油3 砂糖1 老酒0.5のものに約30分浸します。
その後小麦粉をこねます。
固めにこねるのが良いのですけど女性では力がないと思いますので耳たぶ程度 に、
こね上がれば良いと思います。
2キロをこねるのには普通の方では約30分位かかってしまいますけど根気よくやって下さい。
良くこねないと焼くとき に割れてしまいます。
こねあがったらぬれ布巾で覆い乾燥を防ぎます。
そしたらAの材料を食べやすい大きさに刻み軽く炒めます。
このときに薄めに味を付けます。 
味は好みに応じてつけて結構です。
ですが、必ず薄めに作って下さい。 
出来上がったときに濃くなってしまい食 べられなくなってしまいますので。
炒め上がったらバットなどにあけて荒熱を取ります。
荒熱が取れたら若鶏のお尻から炒めた材料を少しずつ詰めていきます。
材料を詰め終わったら網油で空気を入れないように包みます。
包み終わったら蓮の葉で良く包みます。
包んだら麻ひもで良く縛ります。 
さていよいよ粘土(小麦粉を練った物)で包みます。
この時に厚さが均等になるように包み込みます。 
均等にやらないと焼きむら が出来たり割れ目が出来たりするのでいい加減にやらないで丁寧にやって下さ い。 
包み終わったらアルミホイルでその上から覆います。
綺麗に包んだら竹串で数十カ所穴をあけます。 
穴を開けないと膨張して破裂 してしまいますので必ずやって下さい。
出来上がったらオーブンで3時間焼きます。
温度は180度前後を保ちながら焼きます。 
さて3時間が過ぎましたか? 
熱いので鍋つかみなどで取り出して下さい。
取り出したらアルミホイルをきれいに取り除いて下さい。
テーブルの上に新聞紙を敷いて粘土(小麦粉を練った物)を叩いて割ります。
割ったら鶏が崩れないように粘土(小麦粉を練った物)の上の部分を取り除き ます。 
取り除いたら麻糸を切り包丁で蓮の葉に十文字に切り込みを入れます
この時に、鶏に切り込みを入れないように気をつけます。
蓮の葉をめくって出来上がりです。
さあパーティーの席へ..........

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お節料理その1
牛肉と陳皮の炒め物
材料
牛肉(モモ肉) 200グラム
筍       100グラム
陳皮      20グラム (乾燥したミカンの皮)
鷹の爪     少々
調味料
砂糖      大さじ1
醤油      大さじ3
出来れば老酒  大さじ1
蜂蜜      小さじ1
作り方
牛肉を條切りにして全卵で良くあえます。
肉が卵を吸ったら片栗粉を少し入れて混ぜ合わせます。 
この時に油も少し入れます。 筍は、牛肉と同じ大きさに切っておきます。
切ったら良く茹でて水にさらしておきます。
さて、いよいよ炒めに取りかかります。
最初に乾燥したミカンの皮を炒めます。
この時に弱火で良く炒めて下さい。
こうすることでミカンの香りが良く出て香ばしく仕上がります。
油は多めに入れて下さい。
ミカンの皮の色が変わったら牛肉と鷹の爪を入れて良く炒めます。
強火にして水分がなくなるまで良く炒めて下さい。
炒めたら筍を入れて調味料を入れて照りが出るまで炒めます。
最後に、油を少し回し入れて出来上がり。

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お節料理その2
ウニの老酒漬け
この料理はウニの臭みを消すと同時にウニの持っている甘みを引き立たせる
料理法です。
材料
生ウニ     食べるだけ
葱       少々
生姜      少々
山椒      少々
調味料
老酒        大さじ3
日本酒       大さじ3
化学調味料     少々
鰹だし(冷えた物) 大さじ6
作り方
上記の調味料をすべて合わせて軽く沸騰させる。
その後荒熱を取り冷蔵庫で冷やしておく。
冷えた物に、葱生姜、山椒を入れて生ウニをそっと入れる。
約2時間つけ込んだら取り出し盛りつけて出来上がり。
この料理は、多少なら日持ちするので多めに作っても大丈夫です。
多めに作るときは、調味料も同量増やして下さい。

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お節料理その3
イカとタコの明太子和え
材料
イカ     100グラム
タコ     100グラム
ブロッコリー 50グラム
明太子    70グラム
調味料
醤油     大さじ3
姜油     小さじ1
化学調味料  少々
作り方
イカとタコは食べやすい大きさに切って五分位湯がいておく。
ブロッコリーは三分湯がいて冷水に冷やして荒熱を取る。
明太子の皮を取り中身だけをボールに取っておく。
明太子の入ったボールに上記の調味料を入れて良く混ぜ合わせておく。
イカ、タコ、ブロッコリーの水分を良く取ります。
食べる前に明太子のたれを混ぜ合わせて盛りつけて出来上がり。
この料理は食べる寸前にたれとからめるのがコツです。

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いかがでしたか??
今回は、僕の時間がとれなかったために配信が大幅に遅れてしまいました。
大変ご迷惑をおかけしました。
もしかしたら、今年最後の配信になってしまう可能性が濃厚になって来まし た。
来年は今年以上に充実した内容でお送りしたいと思っています。
リクエストなどありましたら遠慮せずにどしどしメールして下さい。
今年も残りわずかとなってきましたが風邪など引かないように気を付けて残り少ない日々を
お過ごし下さい。
来年は、いよいよHP上に私の写真が掲載になります。
きっと目の毒になると思うのであまり見ないように(笑)
9月からの配信でしたが今まで御贔屓に有り難うございました。
来年も今以上に頑張って参りますのでどうかよろしくお願いいたします。
皆さんにとって来年が今以上に良い年で有りますように......

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のぶちゃんの料理教室  
1998.12.22  
発行責任者 のぶちゃん  
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