| ワインの色と渋味はブドウの果皮に含まれる色素とタンニンから生じる。赤ワイン、白ワイン、ロゼワインは、全く異なった味わいだが、ブドウの種類や造り方の違いからくるもの。 |
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赤ワインに使われるブドウは、白い果汁をもった黒っぽい果皮のもの。収穫されたブドウの実はすぐに醸造所に運ばれ、ブドウの実に圧力をかけて茎と実を分けながら汁を絞る。絞り出されたブドウ液は、大きなタンクに集められ、発酵が始まる。フタはせず、ブドウ液が空気と触れられるようになっている。発酵の際、重要おなのは温度。40度を超えると酵母が活動を止めてしまい、15度以下になるとタンクを暖める必要がある。産地によって異なるが、3日から3週間、発酵させる。 |
ロゼワインは赤ワインと同じブドウ品種で造られる。発酵途中で色をチェックして、好みの色になったら発酵を完了させる方法と、果皮とブドウ液の接触を少なくして、色素が溶け込まないようにする方法がある。 |
白ワインの場合は、果皮が白っぽいブドウを中心にして造られる。収穫されたブドウは軽く絞って液だけを取り出し、その後、再び圧縮。タンクに入れ、雑菌を殺し、6〜12時間、そのまま寝かせて不純物を沈殿させて液を澄ます。そして、別のタンクに移してから発酵させる。色が変わらないよう、手早く行わなければならない。 |
醸造が終わったら、密閉した樽に移され、涼しい地下のカーヴで熟成される。ワインは木の樽を通して呼吸を続ける。蒸発したワインを補填したり、不純物を取り除いたり、雑菌や病害に気をつけたり、新しい樽に詰め替えたり…。常に愛情を持って接していかなくてはならない。熟成期間が終わるとボトルに詰められる。ボトルに詰められてからもおだやかに熟成を続ける。 |