焼とん愛国論

愛国放送作家 ベン村さ来

焼とん。すばらしい響きだ。 絶対に漢字で「焼」、ひらがなで「とん」 全部漢字にすると「焼豚(やきぶた)」になってしまう。 デリケートな奴だ。 そもそも「焼とん」とは何なのだ? 奴はどこから来たのだろうか? 解らないことが有ると辞書を引く。 そんな義務教育を受けている。 や・き・と・・・! 私は目を疑った。こんなことがあるなんて! 焼き魚、焼きそば、焼き豆腐、焼き鳥・・ ここまではあるのに『焼とん』がない。 焼きとりの次は『焼き直し』という、焼き物界のタブーが名を連ねている。 差別だ!これはブタさんに対する差別だ! 知っていた。ブタさんが差別されていることを私は知っていた。 日本国では、卑怯な人間のことを豚野郎と呼び、 汚い部屋を豚小屋、留置場のことを豚箱と呼ぶ。 失礼だ。豚さん!いや、『焼とん』に対して失礼だ。 皆さんはまずい焼き鳥を食べたことが有るでしょう? しかし、まずい『焼とん』を食べたことはないはずです。 『焼とん』は いつ どこで食べても平均点 『んー、こんなもんじゅないの』という味を出しています。 平均点、みんな一緒・・・この協調性のなさが日本人の心ではありませんか。 日本人の心『焼とん』 私はお前を愛そう。日本人として、愛国者として愛そう。 そして、お前に・・・カラシをつけよう。

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