いなか

             西川食堂
おっそろしい
いくら商売っ気がないといったってのれんもないわ、
外壁は土塗りのままやし、こんな造りの店が白昼堂々と商売しとるなんて、
さぬき人のうどんに対する奥の深さが、この店が営業出来とることでわかるってもんですわ
まず、車で走ってても看板だけでどこが店がわからん
看板の奥にあるんかと思っても何もないし、
横の道を入ってもそれらしきものはみつからんし、何度、挫折したことか・・・
たまたま入口から人が出てきよったんで、わかったんじゃが、こんな土壁剥き出しの建物が お店とはのう 
早速入ってみよう
 
  めちゃくちゃせまい
ここは昭和30年代か? 奥にはかまどがあるぞ 薪もくべとる
店内といったら5人座ればいっぱいだ!おそらく県下で一番狭いちゃうんやろか
脚の細いテーブルが2つ それも両方がコーナーに向かって置いてあるから全然客が座れんがな
水平もとれてないからガタガタいわしながらうどんススっとる
イスは座るところのスポンジが剥きでてきた昔の丸いす これも水平がとれんがな
うどんを注文してみよう いつもの”そのまま大”
おばちゃんが太っとい指でわしずかみにして玉をふたついれてくれた
ダシは?あれっ よく店に置いてある寸胴の入れ物が無いし蛇口もどこにも見当たらんぞ
まぁいい茶でも飲もう やかんから湯のみに注いで飲んだ
まだわからん まあいそいどるわけでもないし,
しゃ〜ない今度は、水を飲もう
この店には似合わんよく喫茶店でみかける、ウェイターのネーちゃんが水をいれてくれる、 銀色の水を注ぐやつがあるのでそれを入れよう  あれっ麦茶やないか しゃ〜ない飲もう

  なんとっ
これがダシやないか おばちゃん、こげなハイカラなもんに入れとったら初めて来た客は絶対わからんでぇ
しかしやっと食えるがな
うまい    小麦のほのかな香りが口のなかにパー広がってなんともいえん味やし 麺もやわらかさの中に腰がある
ダシはいりこをベースに少々濃い口だけど辛くは全然ない この麺にこのダシ ベストマッチですわおばちゃん
しかしいつ行ってもダシが冷たいのは最初から? それとも客が少ないから使いきる前に冷めてしまよん?

この店もヤバイかもしれん いまの客数で営業していけるとは当然思えんもんなぁ 
いくならはやめがエエかも
でも最近、近所に住んでる人から「休日は結構近くの人が玉をを買いにくるんよ」と教えてくれた
            
          
最初に入るときは勇気がいった

      
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お店の入り口へ
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aa CHECKへ