さか枝
まさしくここは、県庁、県警本部、中央病院、あげくの果ては香大生の食堂になっとる
昼に行こうもんなら、行列がズラ〜っとできとる。
店内は広いし、こんだけの客のうどんを打つなんていうのは,手抜きせんと無理やろなぁ〜と、思っとたし
”ほりゃ〜、こんだけ回りに人がおったら、味はともかく客は入るわのぉ〜”と
勝手に思い込んでなかなか足が向かんかった
それがある日、近くで仕事があったもんやから、歩いていけるうどん屋いうたら、さか枝しか思い浮かばんかったから、
気分は”しゃーないのぉ〜”の、とってもダークに近い落ち込んだ足どりでのれんをくぐった
”しっかしまぁ〜 よう並んどるのぉ”と、ブツブツいいながら「かけの中」を注文する
蛇口をひねってダシをかけ、初めての店やから、ネギもかけんと味をみる。
まず”ダシ”
いりことかつおで味をとっとるが、手抜きをしてないことがハッキリ分かるごまかしのない味じゃ
”ヒョッとしたらただもんじゃないかも知れん”と、脳みそをよぎる
うどんはどうじゃ
”これぞ昔ながらのうどんの味”がしとる
固さはないが、かといって柔らかくなく、中まで同じ固さじゃない (これが非常に重要なポイント、紙一重なんじゃけどな)
な〜んで早よう来んかったんだろうと、チョッと今までの人生を悔やんだ一瞬であった
”やっぱし、何事も先入観は捨てなアカンのぉ”と、いつもの教訓に討ちのめされて、
店を後にした次第じゃった
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お店の入り口へ
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