竹 清

「2と2」
  aaaaaaaaa 「3と2」
  aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 「1と3」
なにやら怪しげな乱数字を次々とおばちゃんに耳打ちをしよる列をなして並ぶ客たちがおる
おばちゃんは無表情でうどん玉を入れたどんぶりをを渡して銭を受け取んりょる
いったいあの数字はなんじゃろ よう見よると「2と2」の最初の”2”はどうもうどん玉の数みたいじゃが
うしろに”2”はなんじゃ? ダシの数か? いや〜ダシを2人前入れたらどんぶりを持つ手がビショビショになってまうがな
頭がパニッくっとる間に自分の番が近ずいてきよる はよう解明せなあかん 前のおやじが「2と3」を注文した!
おやじはおばちゃんに2つ玉が入ったどんぶりを受け取ったあと天ぷらコーナーへ行って、
”ちくわ、じゃが芋、海老”をうどんの上へ乗せてスタコラサッサと開いとる席へ向かいよるがな
わかった     ”うしろの数字は天ぷらの数だったんや”

こうなれば態度も急に変わって 「3と2」を注文じゃ
ということは客がいくつ天ぷらをとったかは誰もチェックしてないという事になる
なんと立派な客と店との信頼関係やろう 涙がドボドボでてくるねぇ
と、これは改装する前の竹清の姿やった  …いまは先に天ぷらを取っておばちゃんにチェックしてもらいちゃんとお金を払うシステムに変更されているが…


(時代背景は今)
おっちゃんがのれんをしまおうとしよる
でもおばちゃんが天ぷらを揚げるところの電気を消してないから今ならいけるかもしれん
駐車禁止など関係なく車を道路脇に止めて、速攻で歩いて行く
すべり込みセーフ
「なにがあるん?」
「ちくわとじゃが芋となすびとレンコン」
「玉子は?」
「終わってしもた」
ガ〜ン
   玉子の天ぷらが一番うまいのに あとはどうでもエエけど
玉子だけはあって欲しかった 玉子だけは    しゃーないから 気をとりなおして
「ちくわとじゃがいも」
「ほんならそこの紙に名前といっしょに書いといて できたら呼んであげるんきん」
「ヘ〜イ」
おっちゃんのところへいって注文する
「2と2」
「380円」
   ”やす〜 このボリュウムで380円やで 信じられんわ
   でも昼時にきても「2と2」の数字で注文しよる客は滅法すくのうなったのう”などと脳みそで考えながら
麺をあっためずにそのままネギをのせてダシをかける食べる
うま〜
麺もダシも特別ウ〜ンとうなるほどではないが、麺とダシのバランスがとってもヨイのである  
さすがよくわかってらっしゃる
「ちくわとじゃが芋の〇〇さ〜ん」  呼ばれた! 呼ばれた!
「ヘ〜い」
天ぷらにソースをドボドボかけて食べる
「うま〜」 カリカリに揚げられとる これがほかの店ではできんのじゃなぁ

でもおばちゃん ひとつだけわがままいわしてもらうと、店内にソース挿しが1個っていうのはないんちゃうん 
せめて3本ぐらいにしてや そうせんとときどきソースを捜さないかんこともあるきに
      
aaaa              
お店の入り口へ
aaaa
aa CHECKへ