やすきや
高知はエエぞぉ
なんつったって、”花ごはん”(注:高知パレスホテルの傍の小路を入った所にある、小鉢がイッパイの魅力的な小料理屋)
があるけんのぉ!
何度通うても、ママの熱し線を浴びて手作りの家庭料理を食べるとドギマギしてしまう(なに考えとんじゃ)
そこに、ちょっと”中山エミリ”似のバイトの子がおった。
その子に相手をしてもらって飲んでたのは覚えとるが、気がついたら、ホテルのベッドだった
その子が横に寝よったなんてことはないんじゃが、ポケットにひとつの電話番号を書いたメモが入っとるやないか
これは何の番号やろか? 彼女の番号を聞いたんなら携帯の番号を聞くはずじゃのに、高知市内の電話番号が書いてある。
”これはひとつ今晩も通うて真相を突き詰めなあかん”と、
勝手な口実をつけて今晩も”花ごはん”に通う
ちょっと”中山エミリ”似のバイトの子に探りをいれる
「昨日は飲みすぎたなぁ デパートで昼間お仕事しとんのは聞いたけど、覚えとんのはそのあたりまでじゃ」
なかなか電話番号のことを切りだせん
ビールのおかわりだけがが増えていく。このままじゃ、昨日の二の舞になってしまう
そうしてると、ちょっと”中山エミリ”似のバイトの子が「今日、昼行きました?」と聞いてくる
「昼?」なんのこっちゃ 訳わからん 「二日酔いで死んどった」と、お茶を濁して探りをいれる
「あそこのうどん本当においしいですからね! 明日もやってますきぃ行ってみて下さい。
昨日渡した”やすきや”の電話番号 もう携帯にメモリーしました?」と聞いてくる
「それってこの番号のこと?」といってポケットのメモをとりだすと
「わからんかったら地図も書いときましょか?」ときたもんや
前置きが長くなったけど、その教えてくれた店こそが”やすきや”であった
それは小綺麗な造りの店で、のれんをくぐるとさすが教えてもらった店だけあって、満席状態である
釜の前で、まるでプロレスラーの長州力と激闘を繰り返したきたようなガタイのゴツイ店主がうどんを湯がっきょる
夜の街ですれ違ったら、絶対”ヤバっ 目合わさんとこ!”って思うような風貌じゃ
聞くと、少し前まで競輪の選手でバンクを走っりょったらしい
カウンターに座ってまず、釜揚げを注文する。麺は大将似の少し太めの麺だが、讃岐以外のとこでたべるとよく”モチッモチ”として粘っこいとこがあるのだが、
そんなことはなく、釜揚げだから腰があるという訳じゃないが、日本酒が強く主張している”つけダシ”にようおうとる。
”讃岐では、ここまで特徴のあるダシを出すところはまずないのぉ”と思いながら食べる
つづいて、「麺を湯がかんととそのままで、ダシかけてもらえます?」と注文すると
「ひやあつっていうやつかぇ」と、大将が奥から声を掛けてきた「うちでひやあつを注文する初めての客じゃ」
と、いいながらだしてくれた麺は表面は少々やわらかく、しかし、半分の所ぐらいから腰があり、太い麺にもかかわらず食べやすい
ダシは鰹節の風味がシッカリとついている薄口の味わいだ
メニューをみると、冷たいうどん(ぶっかけに近いものか?)も豊富にあり、
回りをみると、若い客なんかは結構食べているので、つぎ行ったときは注文してみよう
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お店の入り口へ
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