国外
その14
飛行機の中で・・・
さてさて、いつもブーンと飛んで、ブーンと帰ってくるわが家でありますが、機内で何をして過ごしているんでしょうかね。
そりゃあ、うちのオフクロなんか、パシュミナのストールをさらりと巻きつけて、ゆったりと映画を見たり、本を読んだり、ちょっとうたた寝したり・・・・・優雅にお過ごし・・・な訳がなあい!
某年某日、T航空機内にて、オフクロがトイレにまいりましたところ、トイレの手を洗う蛇口のコックが壊れまして、何としても水が止まらない。ま、それだけならともかく、何と、洗面器(?)の部分の排水口まで詰まっており、ガチャガチャやったけど流れない。みるみる水はボールから溢れそう。
「ヤバイ!」と思ったオフクロは、コックを押さえたまんま、半分例の折りたたみ式ドアから体を乗り出し、誰か来ないか見渡した・・・・が、誰も来ない。
そこで、近くの座席のフランス人とおぼしき女性に話しかけました。「フライト・アテンダントを呼んでください!」
そしたら、その女性、今まで起きてたのに、急に寝ました。・・・・・・・・・・・。(今まで、ぱっちり起きていただろうが〜〜〜!)
オフクロは、その時、フランス語で「狸寝入り」という単語を覚えようと思ったそうです。
しかし、誰かすぐトイレに来るだろうと思っていたオフクロ、折悪しく、まずまず15分ぐらい誰も来ない。そこに来たのがアメリカ人男性。オフクロ、ほっといたしまして、「フライト・アテンダントを呼んでください。蛇口が壊れたんです。」と申しましたところ、そこはそれ、フランクで親切なアメリカ人。
「おお!私が直しますう!」ということで、オフクロに上の蛇口を押さえさせたマンマ、自分で下のボウルの排水口の修理に素手で取りかかりましてん。
30分経過。直りません!直りませんったら、直りません!
「あの〜、私はフライト・アテンダントを呼んだ方が良いと思います。」・・・とオフクロ。
「ノー!もう少しで直せます。I can do it.」・・・・・・(だって、もう30分以上経つんだよ〜。)
・・・・と折りよくというか、やっとというか、客室乗務員が通りかかりました。そこで、オフクロ、逃げようとしたそいつを捕獲。だいたいなんで逃げようとするんだよ〜!・・という話は置いといて、とにかく捕獲。無理矢理トイレに突っ込んで、やっとお席に戻ってまいりました。。
座席でうたた寝していたオヤジ。戻ってきたオフクロを見て、ちょっと目をあけ、
「なんだあ〜?トイレ行ってたのかあ〜?また何か買い物に行ってたのかあ〜?」
(飛行機の中に、ショッピングモールなんてある訳ないだろうがああああ!ぎちょんぎちょん、めためためた)
二人で行けば、旅は楽しい。いつも平和なわが家の旅行。今日のフライトもノー・プロブレム。
T航空の或る日のフライト:癒され度★