国外
その7
さらー
さて、タイには「さらー」という東屋(あずまや)がございます。SALAAですね。英語で言うとガゼボー(gazeebo)。ま、何でも好きに言えばよろしいわけですが、これがまた極めつけのヒーリング・ルーム。
オープン・エアながらも、天井には南国様御用達のファンがふぁんふぁん回っておりまして、快適この上もない施設でございまする。夕方に6時ごろになると、ちょいと蚊も出ますが、蚊取り線香の一つも焚けば「マイ・ミー・パン・ハー(NO PRPBLEM)」。
一応、蚊取り線香は日本の「除虫菊」の絵を描いた箱のものをお持ちください。やはり効き目が強力。そういえば、あの蚊取り線香は今はもう除虫菊では作っていないそうですが、絵だけ昔のが残っているんですね。
それはともかく、サラーにはお昼寝用のベッドと、△枕(←三角枕:タイの伝統的お土産品となっているマクラ。脇息として使う。)がご用意されておりまして、マオマオ状態のオヤジは本格的にお昼寝突入。狭い日本のわが家じゃ、たまの休みに昼寝したって、オフクロがガタガタしている音が聞こえてくるし、「いいねえ〜、タイは・・・。」
一方、すっかりオヤジとは別行動となっているオフクロ。さっきは市場でコオロギの揚げ物食ってましたが、今は何を・・・・・・・?
ぐわ〜!アウアウアウ!マダムはまだ市場で「買い食い」なさっていらっしゃいますう。
「コオロギのお味は如何でしたか?」
「う〜ん、香ばしくてオイシイかもしんない。でも揚げ油が古いから、ちょっと、いまいちかなあ。新しい油で揚げたらとっても良いと思うよ。」
「で、今、召し上がっていらっしゃるのは?」
「あ、これ?バンブー・ワームの揚げ物。カッパエビセンそっくりの味だよ。おいしいよ。食べる?」
「バンブー・ワーム?ですか???」
「バンブ・ワームってね、竹の虫だよ。何かの幼虫。ほら、おかいこさん、そっくりじゃん!」
「おかいこさんみたいの揚げ物・・・大丈夫ですか?お召し上がりになって・・・?」
「パパはね、市場で買い食いするときは、火を通したものにしなさいって言っていたわよ。だから大丈夫よ。」
そうですね。食はその国、その土地の文化です。例えゲテモノと感じても、ここでは昔は貴重なたんばく資源。食べる、食べないは個人の自由ですが、文化は尊重されてしかるべきですね。どこぞの国のように、遅れた国の人たちをenlightenしてあげているのだ・・・・という雑な感性では測れない「何か」をオフクロはアジアの国々で感じているのかもしれません。
でも、やっぱり、オフクロの歯のすき間からコオロギの足出てるの、僕こわい〜〜〜〜!
サラー:癒され度☆☆☆☆☆
バンブー・ワーム:癒され度☆☆☆