国外
その9
わたしは女優
なんや、うちのオフクロが血迷って、とうとう「わたしは女優・・・」などと言い出した・・・ということではございませんので、念のため。うちのオフクロは、或る年、タイの北方チェンマイからちょっと遠出して、メーホンソンという町にお出かけしました。お出かけと申しましても、飛行機でブーンと飛んで日帰りということでおます。
メーホンソンに行かれる方は、結構混んでいる路線ですから、早めにチケット押さえてちょうだいね・・・とのことでおます。尚、雨季の夕方の便はカミナリさんがゴロピカゴロピカ鳴って、飛行機飛ばんようになりがちですんで、そこんとこよろしゅうお願いもうしあげますう。
んでまあ、メーホンソン空港からブーブーで、川べりまで行きまして、そこの船着場・・・というか、オバサンの洗濯場というか、その洗濯場の横からモーター付きの木船に乗ります。川を遡ること一時間。ビュ〜ンビュ〜ンと飛ばしまして、それはそれは気持ちいいです。
それからまた、ランドクルーザーに乗り換えまして、山道を登ること一時間。つきましたところは、パダウン族の村でおます。パダウン族っちゅうのは、所謂、首長族でおまして、女の人は金色の首輪を何本も首にはめているんですね。数が多いほど美人なんだそうでして、美人になるのも大変でおます。
この首長族の村への入場料は200バーツと、英語でちゃ〜んと書かれておりまして、まことに鄙びた味わい・・・・。う〜ん。ちょっと嫌な予感がしますが、まずまず、ここまで来たんだから払わなくっちゃね・・・ということで、200バーツ払いました。
さて、一歩村に入りますと、それって「お土産ショップ村」なのね〜。おっどろいたあ!おまけに結構皆さん英語が達者でおまして、首長族の美女様たちとお写真を撮らせていただきますのには、100バーツぐらいが言い値でござりまする・・・・と、中の一人が、
"I am a TV star""Do you know Muroi Shigeru? She is my friend."
(ムロイシゲル・・・ムロイシゲル・・・何だっけ?あ?室井滋か?)
なんや、この美少女Aは、日本のテレビで室井滋がこの村に来た時に共演した女優さんということでおまして、故にお写真を一緒に撮らせていただくのも300バーツということでございまする。
オフクロは室井滋さまのご友人の大スター様とのお写真なぞ、身の程知らずでござりますると、300バーツの件、硬くご辞退させていただきました。でまあ、100バーツの方とのお写真を50バーツにネギってお写真を撮らせていただいたような次第でおます。
なんや今ひとつでんな。ですが、途中の川のぼりや、メーホンソンの町やお寺は、素晴らしく優雅でのんびりとした味わいの町でおます。是非一度は行ってみたらよろしいかと・・・。タイの魅力は、バンコクより地方都市の中にあるわん・・・とオフクロは申しております。
首長族の村:癒され度☆
メーホンソン:癒され度☆☆☆☆☆