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その4

京都にはまる

  京都にはまるっちゅうても、はまる程度もありますねんなあ。ちょっと自分勝手に「はまり度」を設定しちゃいましたが、えらいすんまへん。

 初級:京都は地図が無いとあるけない。基本的ガイドブック掲載の公開寺社拝観クラス。

 中級:京都の通りの名前を歌える。非公開寺院そこそこ拝観済み&各寺社祭礼等経験済み。

 上級:テレビ選手権の「京都通」に出れる自信がある。

 超級:一見さんバリア突破できる。

・・・・とまあ、筆者の勝手な分類でおます。

 京都の通りの歌っちゅうのんをご存知ない方は、京都タワーに登って、流れている歌を聴いてみてください。「姉三六角蛸錦〜♪」ちゅうような歌です。京都の横の通りは、例えば「姉小路、三条、六角、蛸薬師、錦・・・・」というように並んでおりますが、この横の通りの順番と、縦の通りの大きいの3本ほど覚えたら、市内はどこ歩いてるんか、どのくらい歩けば目的のとこに行けるか、検討つくように出来てるんですね。うちのオフクロも京都タワーで覚えてきました。 

 さて、その昔、さるところで、一日観光ハイヤーをチャーターしてもらいましたところ、京都の個人観光ハイヤーの運転手さんの中でも屈指といわれた○田さんがまいりました。いや、この方に案内していただくっちゅうのは、まことに、まことに、恐れ多いぐらいの有名な運転手さんでして、よっぽどの奇跡でもないかぎり、なかなか予約も取れません。

 そもそもこの○田さん、京都の個人観光ハイヤーの方々の歴史教育、歴史研究面での育成にあい努めたお方で、そのお勉強ぶりも物凄く、京都の史跡や歴史に関しては学会の論文まで全て目を通すほどのお人。教養程度が並みの人間やおまへん。ガイドするのも「歴史小説家の先生の取材のお供」なんかしてはったようです。

 京都は歩いてまわればいい・・・・という部分もありますが、たまにはこうした事も価値のあることかと・・・・。こういう人に案内してもらうと、何年もかけにゃわからんような知識のダウンロードがたった一日。光ファイバー100メガの運転手さんでんな。オフクロも「ぷろふぇっしょなる」という言葉をグッと心に感じたようです。

 京都には、ハイヤーの「○田さん」のような、伝統の中に息づいている人たちが何人もいてはります。多分、それを突き詰めていくと、「一見さん」という言葉でバリヤーが張ってあるときもあるのですね。逆に「京都」というブランドだけにしがみついている店や人もいますが・・・。

 京都の奥の深さは、お寺の観光だけでは知り尽くせないところに潜んでいる・・・・その糸口がつきはじめたら、京都にはまる・・・・・・・・・・・・なんや、そのまま行ったら、京都ですってんてんになりそうでちょっと怖いでんな。

 うちのオフクロなんか、中級の途中であきらめましてん。ほんまに「京都はどえらいところや〜!」・・・・だそうです。はい。

 

京都の観光ハイヤーの○田さん:癒され度☆☆☆☆☆ 

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