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その8

さくらんぼのダンジョン

 山梨県っちゅうところは、ほんまに不思議なダンジョンがいっぱいありまして、さる年、懲りないオフクロ達はまたも山梨県に日帰りバス旅行にまいりました。石和温泉とさくらんぼ狩りっちゅうことでおまして、恒例の町内会の日帰り旅行でおます。

 さて、石和温泉でかる〜くご休憩あそばした面々は、お目当ての「さくらんぼのダンジョン」にご到着。

 「さくらんぼのダンジョン」のルールは、制限時間一時間。料金2000円取り放題、食い放題・・・ということになっております。

 チーン!と戦いのゴングがなって、どどどどどど〜っとサクランボに群がる町内会の面々・・・・と思ったら、「ちょっと待った〜!」と若い男性係員が二名登場。「助さん」と「格さん」みたいなコンビでおます。

 「え〜、これから当さくらんぼ農園の社長がまいりますので、しばらくお待ちください。」

・・・待つこと5分。のっしのっしと社長が登場。

「わたしがシャチョーです。」

 ・・・と、懐からサクランボ印の印籠を取りいだし・・・・ってのは嘘ですが、とにかくシャチョーは、おもむろに「さくらんぼのダンジョン」の追加ルールについての説明をば始めました。

1.このグループの割り当てのさくらんぼ畑は、ここから→ここまで(テニスコート一面ぐらいの広さ)であるので、そこから出てはならぬ。

2.このグループ(約50名)に割り当てられた梯子の数は二台だけである。

3.サクランボは、この範囲内で制限時間内で、獲れるだけ獲って、食べられるだけ食べてももよいが持ち出しは禁止。

4.ダンジョン外に持ち出すサクランボは、別途売店で買うべし。

・・・・という訳なんですが、とにかく手に届くところのサクランボは獲り尽されちゃっているんですね。おまけに、売店のサクランボはわが家のご近所のスーパーの2倍の値段。さあて、このダンジョンの攻略をどうするか?

 そこで、オヤジは考えまして、2台の梯子に比較的身軽で体力のある男を二人登らせ、獲れるだけ獲り、下で皆に分配を始めたわけですわ。・・・・すると、みるみるシャチョーの顔色が冴えなくなってまいりまして、わがグループはそこそこ腹いっぱいサクランボを立ち食いしたような訳でおます。2000円分食べたか?・・・と言われますと、ちょっとポイント苦しいんですが、まあ仕方ないですわな。

 そして、サクランボをお土産に買う人は殆どおらず、皆さっさと帰り支度。・・・・と、「こら〜!」とシャチョーの怒鳴り声!

 なんだ?なんだ?・・・と思いましたら、わがグループのNさんが手に3〜4個サクランボを持ったまま、ダンジョンの外に出てしまったんですね。これは、このダンジョンの「追加ルール違反」ですので、「こら〜!」になっちゃった訳です。

 「さくらんぼのダンジョン」の攻略はとっても難しいです。このゲームの完全攻略マニュアルは現在ございません。また次回のご参加をお待ちしております。(・・・・・・・ぶちっ!ぶちぶちぶちぶちぶち!)あ!まずい!またオフクロの堪忍袋が・・・・。

追記:社長の長とか、市長の長とかは、敬称でございます。ですので、「社長さん」とか「市長さん」という呼び方は、敬称の重複となり、日本語としてはおかしいのですね。皆で正しい日本語を話しましょう。

 さくらんぼのダンジョン:癒され度★

 

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