神 田 小 町 (神田、銘酒処)
銘柄と料理は良いのだが、チト高くて・・
  
  

銘柄が外に貼り出されていました
訪れたときの様子
今回はちゃんと食べました。(そしてちゃんと記憶もあります) お通しのブリ大根から「おっ、これうまい」と声の出る味付け。「板さんお任せ」でもまた大根が出てきたが、鳥のスープの味が良くけっこう箸がのびる。あじはからっと揚がり、刺身も(量は少ないが)生わさびまでおいしい。黒板の「本日のメニュー」は品数多く、ここの板さん、腕がいいのだと思う。

日本酒は相変わらず「あれ、飲んだことないなあ」という噂の銘柄が多く、注文に迷う。「今日届いた酒がある」なんて女将が言っているのが聞こえたので頼んでみたら、「まだ味を確かめてないので勘弁して下さい」と銘柄すら教えない。いろんな酒屋からお勧めを取り寄せるだけでなく、自分で気に入ったものしか出さない(そして、初夏から引き続き置いてある蔵も多い)というのは酒に対する自尊心が感じられる。それでいて押し付けるわけでもなく、初めて見る銘柄を聞いたら「飲んで自分で確かめてみたほうが」と利き酒用グラスに注いでくれた。
香り程良くすっきり飲めて、しかも旨みが十分感じられる銘柄が多く、よくも凝った吟醸クラスだけをこれだけ集められるなあとも思う。「〜の本を見て来たんですよ」などとうれしそうに女将に話し掛けるお客さんがいたのも、さもありなん。

なのに、店を出たときの満足感はさして高くなかった。学生街の定食屋のような外観とは裏腹に値段が割高なので、(女将が着物ということもあり)年齢の高い上客が普段の客層なのかもしれない。それよりなにより、店の人が1升瓶や料理を持って奥の席への狭い通路を通るたびに(これまた狭いテーブルからはみだしてしまう)同行者に当たり前のようにぶつかっていくのが一番気になった。
また、忘年会の時期だとはいえ、簡単なつまみで酒を回し飲むというのがはばかられるのだ。(大皿の並ぶ三点盛りを3人で2人前でもべつにいいではないか) なんとなく「うちはいいものを置いてますから、値段なんか気にしないで下さい」という雰囲気を感じてしまったのは、最近安く飲むことが多い者のひがみだろうか。
この日注文したもの
日本酒は7勺程度のグラスで受け皿に少しこぼす。
「板さんお任せサービス三点盛り」(たこ・ほたて貝・まぐろ?の刺身三点盛り、大根手羽先スープ煮、子あじ唐揚、1580円)2、蛸ぶつ(450円)1、
生ビール(650円)3、
「國香」(純吟・中汲み・生、850円)、「鷹勇」(「楽」、純吟・中だれ、850円)、「伯楽星」(純吟、700円)、「往馬」(純吟・斗瓶取り、850円)、「綿屋」(純吟・山田錦50%、950円)、「松の司」(「花伊吹」、純吟・山田錦50%、900円)、各1、
お通し(ブリ大根)3、
3人で12600円(2時間ほど滞在)
勝手なコメント
銘柄が良く、料理もおいしいのだが、なにかもやもやが残る気がする
★★★(5つ星が最高)
公式ページ 詳しい紹介

千代田区内神田3-22  
17時から23時の営業、日祝定休、土曜日にも休みがある模様。
http://www.kappore.co.jp/skb.html
(「さかばやし」内、公式ページの模様)

JR山手線または営団銀座線 神田駅 北口から徒歩1〜3分
営団丸の内線 淡路町駅、都営新宿線 小川町駅 から徒歩7〜8分

神田駅からは、@
JRの北口に出て正面やや左手のビル1階を貫く通路(てんぷら「天吉」が見える)を抜ける。通路を出てそのまま正面の路地を入ると右手に「神田小町」。
Aもし通路がわからなければ、北口を出て左、手打ちうどん「さぬきや」を鋭角に曲がる。2つ目の路地(写真右)を入り、以下同上。
淡路町駅・小川町駅からは、A2出口を出て左、すぐに直行している大通り(外堀通り)を左へ南下、am-pm(司町二丁目交差点)などを通り過ぎて大通りとの交差点(司町交差点)を左折。右手にあるファミリーマートの先を右折し、左側の2つ目の筋を入るとすぐ左手が「神田小町」。曲がる所を多少変えても、いずれJR神田駅かJRの線路にぶつかる。

50種ほどあった日本酒のうち半分を大吟醸クラス(7勺程度で1100円〜1300円が基本)が占め、残りもほとんどが純米吟醸(7勺程度で850円が基本)。純米クラスは3種ほどだった。
燗酒が「飛良泉」「羽前白梅 ちろり」はじめ5種ほどあった。
「利き酒3点サービスセット」(100ml×3、1400円)と銘打たれたものがあり、飲みたい銘柄ならお得。入替が頻繁にあるようだが、この日は「雑賀」(純吟)、「根知男山」(純吟)、「墨廼江」(純吟中汲み)だった。

店頭には「17時から18時半に来店の方、生ビール1杯か日本酒1合無料」とあったが、事前に空席を確認し予約扱いで入店したせいか(又は忘年会の時期のせいか)計算上はじめの1杯も料金を取られている。明細が出ずに総額のみ告げられるので詳細は不明。

http://www.ceres.dti.ne.jp/~jun-h/old_kanda/izakaya4.html 
 (「神田グルメマップ」内、共感できる部分が多い)
⇒「新精選 東京の居酒屋」 太田和彦  草思社
(おつまみ全般が値下げされ、この本の掲載メニューの値段よりは少しずつ下がっていました)
⇒ 
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0401/P000453.html
(Yahoo!グルメ、値段につき同上)


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