| 串 駒 | (大塚・銘酒処) |
十四代ファンにはたまらないはず
![]() ごく小さな表札しかない表。 空瓶の箱が一番の目印に なりそう。 |
| 訪れたときの様子 |
| やっぱり冷やの日本酒も飲みたいということになり、「3軒ツアー」の〆は大塚へ。「居酒屋好きなら一度は行くべき店」ということで「串駒」に連れて行ってもらう。(3人のうち私だけが未経験者) 酒林がぶらさがっていなければ通り過ぎてしまう古い民家風の入り口。 お通し1品目は「刺身こんにゃく」。涼しい口当たりがなかなか。ひとしきりして「はたはたの南蛮漬け」(お通し2品目)がこれまたしっかり銘々一人前の皿に盛られてくる。酢がまろやか。(雑賀の酢かな?) このへんをつまみに3種の酒を回し飲みし半分以上飲んだところでお通し3品目。「ピザパンです」と言って出されたのは食パンのホットサンドのような品。中にひき肉のようなものと玉ねぎのみじん切りと赤くて細いの(カニかな?)をはさんで揚げてある。レタス、ブロッコリーがマヨネーズと一緒についてくる不思議な1品だった。 お通しだけで酒を飲み終わってしまった。皿でテーブルが埋まる、噂どおり充実したお通し(1500円)。(これだけで飲んで帰る人もけっこういるそうだ) 「自家製醍醐」や「霜降り馬刺」(1900円)などにも惹かれるが、お腹の点でも予算の点でもそこまでたどり着きそうもない。せっかく「十四代」が揃う店に来たので一番高価で目にしない「龍月」(小徳利2000円)を割り勘で追加。 このとき、これも噂どおり由比正雪風の風貌(着物に結んだ長髪、ひげ)のご主人が「いらっしゃい」と声をかけてきた。「龍月」を見ると「また高いお酒を頼みましたね」なんてカラカラ笑っている。「いやあ、夏はきらいだ。食欲無くて、そうめんばかりですよ」と若干こけたほおを見せる。あれっ、怖いひとじゃないぞ。変なこと言うと手打ちにされそうなイメージがあって店に入るのをためらっていたけど、全然そんなこと無かった。後ろの20代らしい女性が茶髪なのを見つけると、「亜麻色の髪って・・」なんて話をしている。 確かに器は陶芸家作らしくどれも凝っている。手の込んだつまみ。お酒の価格は量を考えると若干高め。狙っている年齢層が高いのかな。僕らだと、今回のように〆で使うくらいが来やすい。同行者が「値が張る点を除けば、良い店」と言っていたのがわかった気がした。 |
| この日注文したもの |
| 「千代むすび」(特別純米?800円)、「喜久酔」(特別本醸造?650円)、「獅子の里」(「旬」、750円)、「龍月」(「十四代」、「龍泉」を改名したそうです、2000円)各1、 お通し“おまかせ酒膳3品”(刺身こんにゃく、はたはたの南蛮漬け、ピザパン、1500円)3、 3人で9500円(1時間半くらい滞在) |
| 勝手なコメント |
| 十四代ファンにはたまらないはず。酒にしてもつまみにしても、安心して飲める店。心配なのは予算だけ。 ★★★(5つ星が最高) |
| 公式ページ 詳しい紹介 |
| 豊島区北大塚2-32 18時から24時まで営業。休みは日曜。 ⇒http://www.kappore.co.jp/skb.html (「さかばやし」内、公式ページの模様) JR山手線大塚駅北口 または都電荒川線大塚駅前 から徒歩5〜6分 北口に出たら右に行き都電の線路を越え、線路沿いを左へ。目印のモスバーガーが見えるのでその脇を入る。ゆるい坂道を上がって右手に一心病院を過ぎ、信号を過ぎる。その先左手が「串駒」ですが、小さな酒林(杉玉)と空の酒瓶に注意していないと通り過ぎてしまいます。 各案内図で目印になっている「マクドナルド」は更に駅に近い場所に移転している(2002年9月時点)ので無視したほうが混乱せずに済みます。 大塚駅周辺は道が複雑なので、初めてのときは住所をひかえていったほうがいいと思います。 1階の座敷に上がると正面に戸棚を模した木枠・ガラスの保冷庫があった。聞いた事がない銘柄があるわけではないが、話題のうまい酒を手堅く揃えている気がした。何より、十四代を全種類(2種ほど品切れはあったが)揃えているのはすさまじい。 厚手の焼き物の小徳利(片口、おそらく一合弱)に酒が注がれる。素焼きのような薄手大き目の盃の感触がよい。器も含め、割っちゃったらたいへんそうなものばかり。 ⇒「新精選 東京の居酒屋」 太田和彦 草思社 |