(なごみ) (恵比寿・銘酒処)
丁寧なつまみと応対で忘れられない店のひとつ
      
訪れたときの様子

> うまかったですね! 「和」最高でしたね。
> 久しぶりに食べた莫久来にあっさり栃尾の油揚げ、イカの肝やきに
> 絶品のウズラ、もちろん酒もほどほどのバランスで揃っていて、

つきだしから食べ物は抜群! 酒の本数をしぼっているのも好きです。(まあ置き場所もないですね)
雰囲気もいいし、あとは店が大きくならないことを願うばかり。

>お燗好きの僕には四種類も選べるなんて!うーんまいった。

ちなみにあの「明鏡止水 本醸造」には「燗にしよ〜」という別名がつけられているそうです。(あれはおもしろかったですね)

> 太田さんの最近の居酒屋BEST5は、はずれが無いですね。
> 「和」はぜひまた行きましょう。

来週でもいいですよ。 いや、まじで。


これが帰宅後同行者と交わしたメールです。
解説すると、「莫久来」(ばくらい、650円)は「ほや」と「このわた(なまこの腸)」の塩漬けらしく、海の風味が日本酒に抜群に合います。同行者は東北旅行で出会い感激したそうで、再会に涙していました。
「栃尾の油揚げ」(550円)は厚揚げほどの厚みがある油揚げ。長岡で食べた時は開いて味噌、ねぎや納豆を挟み焼いていましたが、ここでは何も挟まずに焼き、刻みねぎに醤油を垂らす。だから「あっさり」です。
「イカの肝焼き」は正式には「スルメイカ肝あえ焼きしょっつる風」(780円) ほぼ丸々1匹のイカの切り身が肝にまみれて鉄板の上で煙を立てていました。しょっつるの風味がなんともかぐわしく、いくらでも酒が飲めます。食べ終わった後の残り汁さえも惜しいので「ここに御飯入れて食べたらうまいだろうな」なんて話していたら、いつのまにか本当に御飯にまぶして出してくれました。感謝。(これに限らず、ここのお店の方は本当に一生懸命応対してくれます) もちろん、うまかったです。
絶品の「ウズラ」(ブルターニュ産うずらの塩焼き、950円)は塩と肉汁がすばらしくうまい。材料が材料だけにいつでもあるとは限らないかもしれません。

日本酒は30種ほど。話題の酒のなかでもおいしいものを選んでいる気がしました。吟醸クラス(800円前後、しっかり一合かそれ以上)と大吟クラス(2000円程度、半額でグラスも可)がほとんどです。燗には純米、本醸造。(750円か700円) こちらは2合からの注文でした。焼酎も話題のものが芋中心に30種ほど。あまり詳しくないのですが、こちらの選択も期待できそうです。

カウンターとちょっとしたテーブル席で小料理屋ほどの大きさしかない店内。ご主人はカウンター内で料理に集中し、主に応対する奥さんは酒の味を尋ねると的確に教えてくれる。手伝いの人を含めて2人、忙しい中で丁寧にもてなしてくれます。去りがたい気持ちを抑えつつ、店をあとに。

この日注文したもの
莫久来(650円)1、栃尾の油揚げ(ねぎ、550円)1、スルメイカ肝あえ焼きしょっつる風(780円)1、ウズラの塩焼き(950円)1、他
「松の司」(純吟、850円)、「明鏡止水」(燗、本醸造、2合で1400円)1、「日置桜」(本醸造、生原酒、650円)、「羽前白梅」(純吟、800円)、「初亀」?、各1、その他
お通し(ゆば?)2、
2人で9000円くらい?(2時間ほど滞在)
勝手なコメント
時間をかけて丁寧につくられるつまみが忘れられない。
2人で飲むには最高の店のひとつ。(大人数の時は入りきらないので無理)
★★★★★(5つ星が最高)
詳しい紹介

渋谷区恵比寿南2-1-2  ビルの2階
18時から23時半(ラストオーダー)、土日祝日が休み。(2002年5月現在)

JR山手線、埼京線または営団日比谷線 恵比寿駅西口から徒歩3〜4分
駅西口を出たらロータリー右手のアーケード付き歩道(恵比寿駅前通り商店街)を直進。最初の横断歩道(恵比寿南交差点)を渡り、目の前の白いビル(「寝具サトウ手芸」と看板あり)の左脇の路地(写真右)を入る。酒屋さん(丸山酒店)の脇に小さな酒林付きの看板が出ています。(写真左) 店はそのビルに入り階段を上がった2階です。

大塚の「こなから」が気に入っているという方からメールをいただき、この「和」も料理がすばらしいお店だと思うとお返事したら、同感してもらえました。あまり席数がなくて混んでいて、なかなか入れない点も似ています。

⇒「新精選 東京の居酒屋」 太田和彦  草思社
(但し、第1刷では住所に誤植があります
 誤「恵比寿2-1-2」→正「恵比寿南2-1-2」 
 まあ地図が正確なので迷わないとは思います)
http://www.tabi-ch.net/regular/izakaya/column02.html
   (全国居酒屋紀行 髭コラム)


この日の次の店(@)へ

店一覧に戻る