蔦 八 (大森、居酒屋)

   煮込みうめえぞ

     
訪れたときの様子
暖簾をくぐるとすでに湯豆腐で一杯やっている人が。この店に呼んでくれた今日の案内人だ。(先導者と呼ぼう) ビールを頼むと一緒に煮込みも頼んでくれる。これを食ってくれ、という感じだ。

大きめの平鍋に入った煮込み(700円)にはやけに幅が広い具材がまるまっている。開くとヒダがあるので腸だろう。いわゆるフワ(肺)とか何かの臓器の弁にみえる塊とか、広浅の器は盛りだくさんだ。
澄んだ汁の若干甘さも感じる味が黄身までしみていて、思ったとおり玉子がうめえ! 反対に豆腐は豆の味が残りつつもさらっとしている。厨房をのぞき込むと、もつの大鍋とは別に「湯豆腐」として温まっていて、注文が入ってからいっしょにするようだ。表面にだけ上品な汁の味がして、中は湯豆腐そのものだ。(先導者の「豆腐」は湯豆腐にもつの汁だけかけたものらしい)

利き猪口がのった幅広背低の枡、カウンターと同じ白木だ。意外と横が長い店内をながめてると、はじめての店なのになにか落ち着いてしまう。カウンターの奥手(コの字の書き出しの部分)は常連さん専用席だそうだが、あっちに座ってみたい気がしてきた。また景色が違うんだろうなあ。(ちなみに私たちは反対側のテーブル席)

一杯で次に行くつもりが、ついついニ杯目へ。以前は「高砂」の本醸造原酒を出してしていたのが変わってしまったらしいのだが、この燗もうまい。「熱燗」どころではないくらい熱かったが、旨みは飛んでない。
アテはポテサラ(400円)・いわし酢味噌(400円)にまぐろ角煮(350円)、いずれもいかにも手作り、作りたてでしゃっきとして、いい味だ。こういった脇役とも思えるつまみまでうまい店はあなどれない。

「松坂牛」だの「天下一」だの「高砂」だの表にあるが、名目関係なく出てくるものはみなうまくて、安い。これぞ知られざる名店、いや失礼しました、私が知らなかっただけです。
この日注文したもの
煮込み玉子入り(700円)2、豆腐玉子入り(350円)1、ポテトサラダ(400円)1、まぐろ角煮(350円)1、いわし酢味噌(400円)1、
ビール(大瓶550円)2、清酒(燗、380円)6、
(お通しはなかったと思う)
3人で5600円(1時間半ほど滞在)
勝手なコメント
煮込みはじめなんでもうまい。落ち着くし安い。
★★★★★(5つ星が最高)
紹 介

大田区大森北
大森駅を降りて、飲み屋街に入ったらすぐ


京浜東北線 大森駅 から徒歩2〜3


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