| 山女や(やまめや) | (信州松本・居酒屋) |
一工夫されたつまみで「信濃錦」
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| 訪れたときの様子 |
| カウンターの隅っこで、こいつは牡蠣の焼いたの(400円?)でもう一杯かな、などと思っていたら、「あんたも一人か?」と声をかけられた。面白そうなので向かいの席に移ると、湯豆腐を二人分とり、「酌」(しゃく・大吟醸、900円)とやらがうまいからあんたも飲め、と言う。 おじさんはにこにこしながら店の主人と話し、私があまり箸をすすめないのをみては「あんたのためにとったんだ、この山うども食え」。 顔なじみがノンアルコールビールを飲んでいるのを見つけると、「酔えない酒飲んで何が楽しいの? 酌、おいしいよ。飲めば?」と冷やかしている。楽しそうだ。 頼んだものを食べ尽くすと、「次いくか、あんたもカラオケくらいやるだろう」 「裏町」(ネオン街)にあるこのおじさんのなじみの店に連れて行かれることとなった。おじさんはここでもママを冷やかしているが、マイクを持つとなかなかいい声だ。むかごの味噌合えに夢中だった私が「大阪で生まれた女」なぞいくと、「初めて聞いたが、若者の気持ちがよう出とる」 名前すら聞かれていないのに、帰りはタクシーでホテルまで送ってくれた。 こういった気のいい常連さんがついているのは良い店の証な気がする。(後で知ったのだが、この街の名物教授だったらしい) なお、そのせいで写真は下見時(開店前)に撮ったものです。悪しからず。 壁中に張られた品書きから選んだ馬刺(1000円)は変な臭みが全く無い。脂までうまみがあるのは埼玉屋の牛刺し以来で、この肉もまちがいなく冷凍などしていないはず。昭和13年のつくりを再現したとかでクセが強めの純米酒が絶好のお相手だった。 店の主人に串焼きをおまかせすると、牛・豚・鳥ときた。豚はニンニクを厚めに塗り、鳥ささみには梅風味と一工夫をしてくる。じゃがバタもこの組み合わせのなかに入ると目先が変わっておもしろい。どれも意外にあっさり食べられて、燗酒がすいすいいける。 こいつは牡蠣の焼いたの(400円?)でもう一杯かな、などと思っていたら、「あんたも一人か?」・・・ |
| この日注文したもの |
| ほぼご主人一人できりもりしているようなので、注文は用紙に自分で書き込んで渡すのが本来のやりかたらしい。 馬刺(1000円)、串焼き(ししとう牛巻き、豚スタミナ、鳥ささみ、じゃがバタベーコン、各200円くらい)、各1、 「信濃錦」(特別純米・昭和13年の作り方?、600円)(燗・「花菖蒲」・本醸造、330円)(「酌」しゃく・大吟醸、900円)、各1、 お通し(煮物)1、 1人で4000円(1時間半ほど滞在) 参考(ごちそうになった品) 湯豆腐(500円くらい?)、山うど(生・ディップソース付き、550円)、 |
| 勝手なコメント |
| 一工夫されたつまみが酒に合う。燗酒や純米酒がうまいから3000円でおいしく飲める。 ★★★★(5つ星が最高) |
| 公式ページ 詳しい紹介 |
| 長野県松本市大手4丁目 17時頃から営業の模様。21時すぎまでか。 水曜定休 JR篠ノ井線 松本駅 から徒歩10分強 |