ここでは玉子豆腐の作り方を紹介します。
カニ身と若布の入った物です。
出汁と玉子の割合さえ覚えれば簡単に作れると思います。
基本的な割合は、玉子1に対して鰹出汁1です。
同割ですね。
ちなみに茶碗蒸しの場合の割合は玉子1に対して鰹出汁3です。

材料
鰹出汁、玉子、若布、カニ(むき身)、片栗粉、
酒、味醂、塩、醤油。


@先ず使う流し缶にどのくらいの量の出汁が入るのかを知るため、
水を使ってお玉できちんと計ります。
使う流し缶に水がお玉で何杯入るのかをここでキチンと計っておきましょう。 
何かにメモしておくといいと思います。

 A使う分量の鰹出汁を味付けします。
味は吸い物よりも少し濃い目くらいの味付けです。
玉子豆腐の場合、味醂は少し多めに、醤油は香り付け程度の少なめにします。
一度煮立たせてよく冷ましておきます。

 
B出汁と溶いた玉子とを混ぜていきます。
もう一度言います。玉子と出汁は同割り(同じ量で割る)です。

 
Cよく混ぜた豆腐地は一度裏ごしします。この作業でなめらかになります。

 
D流し缶に注ぎます。地は全部注がないでお玉に約1杯分ほどの量を残して注ぎます。
この残した地も後ほど使います。

E戻した若芽を入れて全体に若布を散らばせます。

 
Fチャッカマン等を使って流し缶の縁に付いている細かい気泡を消します。
サッと動かせばすぐに消えますので手早く消します。

 
G蒸し器に入れて、濡らしたキッチンペーパーを上から被せます。
使い古しの割り箸等を使ってペーパーと地が密着しないように支えます。
この作業の意味は上から落ちる水滴が中に入らないようにするためです。

 H蒸しているところです。時間は流し缶の容量、火力によって
それぞれ違うので一概には言えませんけど最初の3分は強火で後は弱火にしてじっくり中心まで蒸していきます。
蒸し過ぎると"す"が入ってしまうので蒸し過ぎないように注意しましょう。

 
I蒸し上がったところです。
目安としては軽く揺らして中心がプルプルッとなるくらいです。
また、中央に竹串を刺してみて、濁った水が出てくればまだ生です。
透明な水が出てくれば蒸し上がりです。

 
J表面に片栗粉をまぶしているところです。この上にカニ身を乗せて行くのでそれの糊になります。

 
K水気を取ったカニ身を乗せていきます。流し缶の縁に合せて並べていくと仕上がりも綺麗です。

L並べ終わったところです。

 
Mここで先ほどのDで少し残した地を薄く、全体に行き渡らせるような感じで掛けます。
これでさらに玉子豆腐とカニとを密着させるわけです。

 
Nもう一度Gと同じく割り箸を渡してペーパーを被せて蒸します。
今度は弱火で数分蒸します。先ほど掛けた地に火が通れば結構です。

 
O蒸し上がって流し缶から外す写真が無いので恐縮なんですけど、
この写真は外して一人前ずつの大きさに切り分け、
冷やした八方地(吸い物よりも少し濃い目に味付けした鰹出汁)に浸けて保存します。
器に盛り付けて山葵等を添えます。

外し方は
流し缶の四隅を包丁で切り、流し缶の外側部分と内側部分とを外し、
下部分に包丁を入れてスーッと切って外していきます。
くっ付いている下部分は切り外したあと少し傾けながら外していくと綺麗に外れると思います。
先ず作る前に流し缶の構造をよく把握しておくといいですね。


僕もそうだったんですけど、
最初は誰でも失敗します。何度も失敗してみて「あ、こうするんだな…」って事が分かるのです。
頑張ってどんどん失敗しましょう(笑
そして一番肝心なのは、失敗したものでも必ず「食べる」という事です。
失敗したからと言って絶対に材料を無駄にしてはいけません。

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