頭痛持ちの天才的な数学者が、“π”に隠された世界を支配する秘密の数字を解き明かす。
1997年、アメリカ映画。ダーレン・アロノフスキー監督・脚本。ショーン・ガレット、マーク・マーゴリス。
モノクロの、低予算映画です。
世の中のことはすべて数式で説明がつくと信じているエキセントリックな男が主人公。
ものすごくわたしと気が合わなそうです。算数苦手。
株の動きなんかも、計算でビシバシ当ててしまいます。そいつは便利だ。
そんな彼の研究を、株式市場の支配をたくらむ謎の組織と、ユダヤ教の原理主義者たちが
必死こいて追いかけていくわけですが、肝心の彼は真髄に迫れば迫るほどおかしくなっていき……
なぜユダヤ教徒が数学に興味を持つかというと、聖典であるモーセ五書には暗号が隠されていて、
そいつを解く鍵が秘密の数字に……と、だんだんよくわからなくなってまいりました(゚-゚)
どこまでが現実で、どこからが男の空想なのかよくわからない入り混じった雰囲気の映画です。
その雰囲気や、何度も出てくる蟻のシーンなどからシュルレアリスムの影響が見て取れます。
それなりにおもしろかったのですが、終ってから「で、結局なんだったんだろう」と
首をひねってしまいました。消化不良気味。