廃墟となった巨大精神病院に踏み込んだ男たちを襲う恐怖。
2001年、アメリカ。ブラッド・アンダーソン監督・脚本。ピーター・ミュラン、デヴィッド・カルーソ。
舞台になっているダンバース精神病院は、北米に実在する建物です。
一見病院とは思われない、荘厳なゴシック様式の建物で、いかにも怖そう。
閉鎖されていた病院を改装して公共施設にする計画が持ち上がり、有害物質除去作業員の男が5人やってきます。
1週間ですべての作業を終えなくてはいけないという中で、ひとりが患者の診療テープを発見して……
怖い映画は苦手です。なのに、たまに見たくなります。
昼の明るい時間に、音を小さめにして見ました。そこまでして見なくても。
怖い映画ですが、オバケも惨殺シーンもほとんどありません。
ただだんだんと人がおかしくなっていったり、暗闇が迫ってきたり。地味と言えば地味。
これは雰囲気を楽しむ映画なのですね、きっと。
診療テープを聞き続けているうちに衝撃の事実が明らかになるのかと思ったら、
十分予想の範疇の結末で、ちょっと拍子抜け。
気になったのは、男たちの働きっぷり。
通常なら3週間はかかる作業を、1週間でこなさなくてはならないという状況のはずなのですが、
のんびーりランチを食べたり、合間におしゃべりしたり、作業をさぼって診療テープを聞いたり。
おまえら、もっとまじめに働けよと。
ちゃきちゃき働けば、3日くらいで終るんじゃないか。