カルト教団の信者が、無差別殺人を起こして殺されてから3年後。実行犯の家族と元信者が、命日に出会い・・・というお話。
是枝裕和監督。 ARATA、伊勢谷友介、浅野忠信。
演技って言うか、みんな普通にしゃべっている。どうも、脚本に細かいセリフがなかったらしい。ふーん。
音楽が全くない。淡々と進む。ドキュメンタリーのような雰囲気。
なぜカルト教団にはまるのか。残された加害者遺族は、何を思うか。
とても興味のあるテーマなのですが、なんというか、突き放した映画です。
それぞれの思いを「切り取って」はいるけれども、それだけ。
解釈はすべて、見る人にゆだねますという姿勢。
切り取った上で、作り手の解釈を伝えないのって、どうなんだろう。おりおりには不満。
おりおりは信仰を持たない人間なのですが、紙一重なのだろうと思うことはあります。
向こう側と、こちら側は。
切実に答えが欲しくなってしまった人が、向こう側に渡っていくのでしょう。
「ほんとうの自分」とか、「ほんとうの居場所」とか。
そんなものは、教えてもらったり与えてもらったりするものではなく、
迷いながら自分でつくるもんだろうと思うんですけどね。
内容以前の問題として、手持ちカメラで撮ってるので、手ぶれがひどいです。
混んでいたので一番前に座る羽目になり、吐き気がしてつらかった。
酔いやすい人は、前に座っちゃだめ(T-T)