内戦時代のスペインの田舎町。映画で見た「フランケンシュタイン」に夢中になった姉妹は、一人の脱走兵と出会い……。
1972年、スペイン映画。 ビクトル・エリセ監督。 アナ・トレント、イサベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス。
上にあらすじちょっと書きましたけど、それ自体にはさして意味がありません。
わかりやすいオチや明確な筋はありません。ただただ、静かに小さな姉妹の生活が描かれてるという感じ。
スペイン内戦といえば、この前 蝶の舌 を観たっけ。
蝶の舌もこれも、反戦映画ではなく、子供の日常でした。
アナ&イサベル姉妹の家は、童話か絵画のような、ろうそくの光がよく似合う家。すてき。
主役のアナ(妹の方)役の女の子が、ハンパじゃなくかわいい。 大きな黒い目が印象的。
なんだか、好き嫌いの分かれそうな映画。
おりおりは、好きです。現実とお話の世界の境界が曖昧だったころを思い出す。
姉のイサベルが、猫の首を締めたら引っかかれて、その時傷ついた指の血で唇に紅をさす場面があるのですが、
ちょっとグッときてしまった。
同じことをしたことがあります(いや、猫の首は締めてないけど)。鏡の前で。
いくつの時だったか、唇を紅くしながら何を思ったのかは、もう忘れてしまいましたが。