囚人達が、ミュージカルの公演に出演し、どさくさにまぎれて脱走をもくろむお話。
ピーター・カッタネオ監督。ジェームズ・ネズビット、オリヴィア・ウイリアムス、ティモシー・スポール。
2001年、イギリス映画。
「フル・モンティ」の監督が5年ぶりに撮った映画だってんで、おおいに期待しておりました。
登場人物がみんな、ひとくせもふたくせもあっておもしろい。
刑務所長はミュージカルマニア。囚人は、大金持ちの粋なおじさんや、火遊び好きの少年。
主人公は、けちな犯罪をちょくちょく犯し、たびたび刑務所に来るような男で、
銀行強盗が失敗して今度は12年の刑をくらってしまいました。
ところどころクスクス笑えて、最後はスカッと。おもしろい映画だと思います。
ハッピーすぎない感じがイギリスらしい。
だからこそ、ちと残念。
主人公が小悪党ってのはわかるんだけど、なんで脱走計画を企てるほど外に出たいのかよくわからない。
彼には外に何もないはずなのに。出てどうする?
みんなが彼に引っ張られて団結していくのもよくわからない。
彼にそれほどの説得力と熱意があるだろうか。
ようは、わたしがジェームズ・ネズビットにロバート・カーライルほどの魅力を感じられなかったということなんかなあ。