弁護士と新人秘書との奇妙な主従関係を描くラブストーリー。
2002年、アメリカ。スティーブン・シャインバーグ監督。マギー・ギレンホール、ジェームズ・スペイダー。
リーは、自傷癖のある内向的な女。弁護士グレイの秘書として、25歳にして初めて就職します。
グレイは不器用で屈折していて、神経質な人。
数週間は普通にボスと秘書としての関係だったけれど、ある日を境に、二人は妙な関係に。
書類をタイプミスしたリーのお尻を、グレイがついスパンキングしちゃったわけです。
うわー、俺何やっちゃってんだろうという感じで、自分のアブノーマルな衝動に戸惑うグレイ。
一方、男性経験ゼロのリーは、グレイに服従することに悦びを見出していきます。
しまいには、腰が引けてきたグレイにお尻叩いて欲しくて、わざとタイプミスしたりして。
猫背で暗く冴えない女だったリーが、どんどんキレイになっていくのがいいねい。
グレイの命令に従う悦びが、身体から溢れています。マゾヒストはこうあるべき。
ラストで、ボロボロになりながらもグレイの命令に従い続けるリーはあっぱれ。拍手。
それに比べて、グレイの情けないこと。こんなオドオドしたサディスト、初めて見た。
支配する側の人間がしんどいのは、わかる。全力で服従してくる人間を受け止めるのは、大変。
だけどファックよりスパンキングとかの方が好きだというくらいの性癖で、そう悩むこともなかろうに。
ネクロフィリアやペドフィリアでもあるまいし、世間に迷惑はかけないんだから。