美緒の気まぐれエッセー

はる書房

はる書房の古川さんが大学時代の友と一緒に、さわやかに現れた。文学を志していた二人。片やはる書房を設立、片や健康器具でがっぽり儲けた人。
「がっぽりのそこが気に入らない」
と古川さんが言った所で、さわやか、穏やかの友人同士、言葉に嫌味がない。
がっぽりさん(すみません、名前がわからないので)は席に着いた途端、体中をマッサージしている。最初痒いのかなと思った。よく見ると手の中に大、中、小のアルミ球。それを腕や頭に当てて、ゴロゴロ撫で廻している。
「それ何」私が聞くと、
「商売です」との答え。歩けないほどの痛みが3分で治った人もいたとか。魔法の玉。
私も借りて、痛い所をマッサージした。変化ナシ。いけねえ、いけねえ。以前「やられた!」に書いた事が頭をよぎった。中国製健康器具に14万払った苦い経験があったっけ。
この時変化アリだったら、私は「いくらですか」と聞いたでしょう。でも家には胡桃が3個あるし(手の中に入れて揉むとよい)、大好きな健康器具にもそろそろ飽きたし。
唄でも歌おっかなー。

古川さんはとても歌が上手い。小林旭と偶然地方のクラブで遭遇し、本人の歌を歌って褒められたとゆうだけあって、民謡などは最高。そんな訳で、流しにもらった歌詞本2冊を見ながら3人で歌い始めた。カラオケもマイクもない店だから、素人は声を張り上げて歌う。がっぽりさんも私も声はガラガラ。古川さんは何のその。
汗かきながら3時間歌い続けた、楽しい晩でした。
アカペラで歌いたい人、募集中。

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