『課長島耕作』
若い学生風の新人さん2人、店を訪ねてきた。聞けば『課長島耕作』の大ファンで、マンガに登場する場所を探し探し、小茶にたどり着いたとか。
「特に17巻の小茶のおばちゃんのセリフがいいんですよ」と、壁に飾ってあるおばちゃんの写真を見て考え深げだった。
「あらそうだったの。ありがとう。前にもそう言って訪ねてきた人がいたのよ」
私は朴訥そうな二人にビールを1本サービスした。
十年近く前にも、若いサラリーマンが何人かで、「ここだー!」と言って、店に入ってきたことがあったっけ。その人はこのマンガが人生の指針になったほどの大ファンで、後日私の出ている(?)巻を持って来てくれた。
初めて目を通して驚いた。店の造り、壁に貼ってある映画のポスター、そして娘が留学中のことも描かれていた。一番嬉しかったのは私が20代で、すごい美人だったこと。
作者は三番街の活気あふれる頃のお馴染みさんだったのでしょうね。お母さんが生きている時に見せてあげたかったなー。
この場を借りて、ありがとうございます。
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